今月は最上もがビューティです。 | Numero TOKYO
Beauty / Editor's Post

今月は最上もがビューティです。

最上もが 、でんぱ組、POP

発売中のNumero TOKYO 5月号の一冊のテーマは「POP」。ビューティストーリーでは日本のポップなアイコン、最上もがさんを大特集しました。 昨年8月に「でんぱ組.inc」を脱退し、自身のSNSで29歳という年齢を公表したもがさん。 新しい”転換期”を迎えるいま、モードな撮影に初挑戦してくださりました。

アイドルを脱皮した大人っぽいお洋服を纏って、いつもよりも少しセクシーな印象に。

↓こちらは撮影時のオフショット。

 

2ページにわたるロングインタビューでは、でんぱ組に参加するきっかけとなった出来事から、

脱退に至るまでの心のうちを包み隠さずに語ってくださりました。

ニートでネットゲームにはまっていたある日、突然アイドルになること。

それは、僕の言葉で(もがさんは自身を”僕”と呼びます)「生きるために入った」と。

生活するためにみんなが社会に出て働くように、彼女は働く社会を「でんぱ組」に選んだ。

そして活躍するほどに多忙な日々を送るようになり、次第に笑うこともできないほどにメンタルのバランスを崩してしまう……。

「毎日泣きながら電話したりとか、体調を崩して動けなくなることもしょっちゅうありましたし。食欲もなく何のやる気も起きない」という言葉をインタビューで淡々に話してくれた、もがさんを鮮明に覚えています。

インタビュー中には可愛い笑顔やはにかんだ顔を見せてくれたり、今は少し心の平和が戻って来たんだなと思ってこちらも嬉しくなりました。

最後に「今後の目標は?」と聞くと、

「とにかく自分に自信が持てるくらいに売れたいーー」と笑顔で答えた彼女。

女優としても活躍するもがさん。これからどんな未来を切り拓いていかれるのか、そしてどんな大人の女性になるのか。
彼女のこれからがとても楽しみです!

もがちゃんの勇気のある言葉の数々、ぜひみなさまにも彼女の言葉を心で感じていただければ嬉しいです。

 

Profile

山崎尚子Hisako Yamazaki フリーランス・エディター。早稲田大学卒業後、出版社へ勤務。20代後半にロンドンへ2年間留学をして、London College of Communication(LCC)にてグラフィックデザインと写真を学ぶ。『VOGUE JAPAN』のビューティ・エディターを経て、『Numero TOKYO』創刊メンバーとして参加。ビューティ・ディレクター/エディトリアル・ディレクターとして、美容全般を手掛けた。現在Numero TOKYOにおいて、女優やモデルのビューティストーリーをはじめ、芸能関係のヴィジュアルページを担当。企業マーケティング、ビューティアドバイザーとしても活動。世界を巡る旅は、趣味を超えたライフワーク。

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2024.11.28 発売

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