地球や人に優しくてGOODなおしゃれ、本誌で連載中 | Numero TOKYO
Fashion / Editor's Post

地球や人に優しくてGOODなおしゃれ、本誌で連載中

環境や人に配慮した新しくていい動きを、無理せずファッションに取り入れていこう! そんな思いをお伝えする新連載「モードのGOOD&NEW」が、本誌9月号からスタートしています。


ファッション好きの多くはおそらく感覚的ゆえ、テクノロジーなど理系脳が必要な科学的用語が登場しただけで、思考のシャッターが下りてしまう人がほとんどかもしれません。正直いえばコロナ前までは、私もその一人でした。

取り組まなくてはいけないことだと頭では理解はしていたものの、サステナブルやエシカルを熱心に提唱する人たちを素晴らしいな、と思いながらも“意識高い系”と心のどこかで揶揄していたのも事実。流通や販売などシステムができ上がっているファッションという巨大ビジネスで、その成り立ちを根底から覆してゼロから始めることは不可能だとも思ったし、かといってサステナブルをトレンドとして捉えるのも軽々しい気がして違和感があり「中途半端では嘘になるし、だったらむしろ触らない方がいい」そんなふうに考え、距離をおいていました。

けれどコロナによる価値観の大きな変化で、自然と一過性の「可愛い」だけで消費することに違和感を感じ始め、無駄を出さない、環境を汚さない循環を意識するようになったのです。


10月号で紹介しているTomwoodのLow Impact Denim。
10月号で紹介しているTomwoodのLow Impact Denim。

第1回は地球で起こっている現実を “知ろう”とする姿勢の大切さを、最新号の第2回は自然を生かす意味について寄稿しています。今は、ファッション業界も本格的にサステナブルに取り組み始め、環境にいいこととファッション性が共存したアイテムがたくさんラインナップされているので紹介する情報選びに迷うほど。ぜひご覧いただき、一緒に少しずついいコト始めてみましょう!

「ヌメロ・トウキョウ」最新号の
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Profile

古泉洋子Hiroko Koizumi コントリビューティング・シニア・ファッション・エディター。『Harper's BAZAAR』『ELLE Japon』などのモード誌から女性誌、富裕層向け雑誌まで幅広い媒体での編集経験を持つ。『NumeroTOKYO』には2017年秋よりファッション・エディトリアル・ディレクターとして参加した後、2020年4月からフリーランスとしての個人発信を強め、本誌ではファッションを読み解く連載「読むモード」を寄稿。広告のファッションヴィジュアルのディレクションも行う。著書に『この服でもう一度輝く』(講談社)など。イタリアと育った街、金沢をこよなく愛する。
Instagram: @hiroko_giovanna_koizumi

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2024.11.28 発売

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