6月20日、世界難民の日に「Gucci」が音楽とアートのデジタルプロジェクトをサポート! | Numero TOKYO
Fashion / Editor's Post

6月20日、世界難民の日に「Gucci」が音楽とアートのデジタルプロジェクトをサポート!


地球環境と人々の発展を目指したプラットフォーム Gucci Equilibrium(グッチ エクリブリウム)をリニューアルするなど、企業、ブランドとして責任ある行動を推し進めているGucci。「世界難民の日」にあたる6月20日、音楽とアート、二つのデジタルプロジェクトを支援する。




Gucciの社員は有給も意味ある時間に!

そもそもGucciではGucci Changemakers(グッチ チェンジメーカーズ)というプロジェクトを立ち上げ、社員が年間最大4日間の有給休暇を、平等の促進、難民や家を必要とする人々への支援、環境保護、教育の促進に注力する非営利団体でのボランティアに当てて活動することを奨励している。目的はコミュニティの活動により連帯を促すこと。そこでGucci Changemakersプログラムの一連として、今回の支援を行うという。

世界の難民は約8,560万人



「世界難民の日」とは、難民の保護と援助に対する世界的な関心を高めるために2000年に国連総会で決議、制定されたもの。難民とは、紛争に巻き込まれたり、宗教や人種、政治的意見といった理由で迫害を受けるなど、生命の安全を脅かされ、他国に逃れなければならなかった人々のこと。その数は2,040万人、国内避難民、無国籍者なども含めると約8,560万人にも上るという。

現在は特定非営利活動法人 国連UNHCR協会により、対象者の支援が行われている。
6月20日には東京都庁をはじめ、全国25ヶ所のモニュメントが国連のカラーであり、平和や希望の象徴でもあるブルーに染まる。

国連UNHCR協会Instagramより。ロビンギャ難民の赤ちゃん。
国連UNHCR協会Instagramより。ロビンギャ難民の赤ちゃん。

【音楽でサポート】「UNHCR WILL2LIVE Music 2020」


その国連UNHCR協会が主催するチャリティ配信イベント「UNHCR WILL2LIVE Music 2020」をGucci Changemakerがサポート。世界が困難な状況にある今、日本から音楽を通じて“生き抜くチカラ”を共有し、新しい難民支援の形を提案する。


メインパーソナリティはギタリスト、シンガーソングライター、レコードプロデューサー、俳優として活躍するMIYAVI。UNHCRの親善大使であり、Gucciの新コレクション「Off The Grid(オフ ザ グリッド)」では日本の著名人として初めてグローバル キャンペーンに起用されている。
BRAHMAN、KREVA、LUNA SEA、RHYMESTERらがゲストとしてパフォーマンスを行い、伊勢谷友介、今市隆二、水原希子、宮本亞門、三浦大知らのメッセージも寄せられるというから見逃せない。


6月20日(土)17:00〜18:30

配信URL/https://youtu.be/M-SnA9a1F2s

【アートでサポート】Artolutionによるデジタルプロジェクト



2009年にアーティストのジョエル・ベルグナーとマックス・フリーダーによって設立され、世界中の難民や社会的に弱い立場に置かれたコミュニティに、パブリックアートの制作プログラムを提供する国際的な非営利組織 Artolution(アートリューション)。Gucciは2018年よりパートナーシップを結び、これまで3年間で世界中の6,000人を超える難民の子供たちと避難民を支援してきた。


今回、Gucci Equilibriumのウェブサイト(equilibrium.gucci.com)とインスタグラム アカウント(Instagram.com/GucciEquilibrium)では、Artolutionによるパブリックアートとその背景にあるストーリーを公開。Gucci Changemakers のボランティア プログラムの一環として、グッチ社員の子供たちと家族が、Artolutionによる難民の若者とのバーチャル ワークショップに参加したという。

国連UNHCR協会とArtolutionとのパートナーシップのもと、難民支援への責任を持った関わりを継続するGucci。ぜひ「世界難民の日」を難民について考え、誰もがより良い社会を目指すきっかけにして!

グッチ ジャパン クライアントサービス
TEL/0120-99-2177
URL/www.gucci.com

Profile

古泉洋子Hiroko Koizumi コントリビューティング・シニア・ファッション・エディター。『Harper's BAZAAR』『ELLE Japon』などのモード誌から女性誌、富裕層向け雑誌まで幅広い媒体での編集経験を持つ。『NumeroTOKYO』には2017年秋よりファッション・エディトリアル・ディレクターとして参加した後、2020年4月からフリーランスとしての個人発信を強め、本誌ではファッションを読み解く連載「読むモード」を寄稿。広告のファッションヴィジュアルのディレクションも行う。著書に『この服でもう一度輝く』(講談社)など。イタリアと育った街、金沢をこよなく愛する。
Instagram: @hiroko_giovanna_koizumi

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