「The Row」初のプレイリストで “聴く”おしゃれを | Numero TOKYO
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「The Row」初のプレイリストで “聴く”おしゃれを

おうち時間が長くなるにつれ、テレビやネットで必要以上にコロナ対策情報を目にしたり、SNSの断れないバトンリレーなどの視覚的な疲れが出てきているこの頃。すでに自粛解除されている地方もありますが、目に見えないストレスはしばらくついてまわりそうです。

最近、私はできるだけ音楽やラジオを“聴く”生活にシフトしています。お風呂ににもスマホを持ち込み、好きな香りとともにゆったりと少し長めのバスタイムを楽しんでリラックスするようにしています。そこでモードLoverの皆さんに、オルセン姉妹による人気のNYブランド「The Row」が4月からSpotifyで配信しているプレイリストをご紹介します。

今年2月のNYのファッションウィークでは、彫刻家ビバリー・ペッパーの美学にオマージュを込めた2020fallコレクションを発表した「The Row」。コンテンポラリーでミニマムなスタイルを貫いていて、いいものを長く、という今の価値観にぴったりです。

個人的にはロングトレンチのルックがお気に入り。

コレクション会場には、ビバリー・ペッパーの石や鉄、銅を使ったアートも展示されていました。

そんな「The Row」初のプレイリスト、4月は実際のランウェイでも使用されたエルビス・プレスリーの『Can’t Help Falling in Love』からスタート。5月はオーティス・レディングの『(Sittin’On)the Dock of the Bay』など、「The Row」らしいスタイリッシュさがありながら、懐かしさも感じさせるラインナップ。

音楽の力で、少しでも心穏やかに過ごして。

Profile

古泉洋子Hiroko Koizumi コントリビューティング・シニア・ファッション・エディター。『Harper's BAZAAR』『ELLE Japon』などのモード誌から女性誌、富裕層向け雑誌まで幅広い媒体での編集経験を持つ。『NumeroTOKYO』には2017年秋よりファッション・エディトリアル・ディレクターとして参加した後、2020年4月からフリーランスとしての個人発信を強め、本誌ではファッションを読み解く連載「読むモード」を寄稿。広告のファッションヴィジュアルのディレクションも行う。著書に『この服でもう一度輝く』(講談社)など。イタリアと育った街、金沢をこよなく愛する。
Instagram: @hiroko_giovanna_koizumi

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