どんどんハッピー&運勢アップ!幸せな美容 Vol.13 木下春奈「gentle pink」
インターナショナルな舞台で活躍する人気ヘアメイクアーティスト×インフルエンサーが生み出すビューティ連載。アップデートすることで見えてくる新しい私。第13回目のテーマは、“透明感”を貫いた「光を操るジェントルピンク」。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2021年12月号掲載)
happy new beauty Vol.13「gentle pink」
【今月の先生】メイクアップアーティスト Yuka Washizu
【今月のインフルエンサー】木下春奈
甘さ控えめ。透明感で貫く
強くてクールなピンクメイク
今月のメイクテーマは「大人のピンクメイク」。甘くなりがちなピンクという色の“透明度”をコントロールすることで、ワントーンで仕上げてもモダンでモードな印象へ。
「①トム フォードのピンクリップをメイクの主役にチョイス。発光したような質感とまるでバームのようなカジュアルな薄づき感で、この秋冬に絶対、手に入れたい透明度の高い“低温ピンク”! ②シアーなリップを選んだので、目元は気持ち強めに作って。まず、サンローランのクチュール カラー クラッチ No.3のパレット上段左から2番目のサテンアイボリーと下段左のマットベージュをブレンドして、アイホール全体にブラシでオン。ツヤのあるパールを含んだサテンベージュで、肌のトーンをアップします。その後、下段右から2番目のマットなルビー色を二重幅にふんわりのせて。甘くなりすぎると感じたら、ブラウンのアイライナーでインラインを描くと引き締まった印象になります。 ③絶妙なツヤ感を演出できるディオールのピンクのハイライトを頬骨の高い部分に。光を頬に纏うような印象になり、チークというよりコントロールカラーの感覚で使うと◎。唇、目元、頬を透明感でつなげると、端正な強さが強調されるモダンなピンクメイクを完成できます」(鷲巣さん)
光で生み出す透明感が鍵に。
新しいアイシーなピンクメイク
Make-up Point!
「トム フォードの発光するようなアイシーなピンクのリップは、カジュアルに直塗りがおすすめ。唇の山の部分がハイライトとなるので、いつもより気持ちオーバーめに塗ると、透明感がよりアップします。甘くなりがちなピンクのメイクは“透明感”と“温度”を意識して。ピンクの色というよりは、透明感や質感でアイテムをチョイスしてメイクを表現すると、洗練されたクールな印象に仕上げることができます」(鷲巣さん)
【使用したアイテム】
FOUNDATION
エフォートレスな肌印象になれるファンデーション
「ヌードな素肌のような薄づきにも、重ねづけすることで程よいカバー力も自由自在」(鷲巣さん)
・個性と多様性を重視するグッチ ビューティは、一人一人が持って生まれた美しさを際立たせることができるファンデーションを提案。
・軽やかなフルイドが肌に心地よくフィット。
・ヌーディな極上の素肌感を演出。
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ROUGE
ジェントルな光を放つ潔いピンクの唇へ
「発光したようなパール感。とても薄づきだから、直接唇に塗りカジュアルに纏って。透け感があるので、強くなりすぎず端正なジェントルな印象になります」(鷲巣さん)
・シルバーや青みがかったパールが煌めく
・透明度が高い、なめらかなつけ心地のピンクリップ。
・甘くなりすぎず、端正な女らしさと強さを引き出してくれるカラー。
EYE SHADOW
アイシャドウで顔印象を明るくして、透明感を倍増!
「シアーなリップに合わせて、目元は少し強めに作ってバランスを。目元にもパールの光をプラスして、赤みカラーで引き締めます」(鷲巣さん)
・ムッシュ・イヴ・サンローランが愛した
・パリジェンヌのスタイル「サハリエンヌ」(サファリジャケットを中心としたマニッシュなルック)にインスパイアされた
・ヌードカラーとアーストーンの洗練されたアイシャドウ10色セット。
BRUSH
肌の質感を決める、繊細な煌めきを肌にもたすハイライト&チーク
「チークは色というより、透明感と光沢感で表現しました。リップの透明感を引き立てるハイライト効果のあるチークで、透き通るような繊細な仕上がりに」(鷲巣さん)
・95%自然由来のピグメントを配合したしっとり質感のハイライター。
・多次元に輝くパールピグメントを高配合。
・内側からにじみ出るような自然なツヤをプラス。
・パンジーエキスが肌のうるおいをキープしてくれる。
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Photos : Akihito Igarashi Makeup : Yuka Washizu Hair : Shotaro Edit & Text : Hisako Yamazaki