内側から綺麗になるビューティードリンク
食通のゲストセレクターを迎え、いま注目の“食の世界”をおすすめのレストランとともに紹介するフード連載。Vol.3は、美容ジャーナリストとして活躍する永富千晴が、体内から美しくする美容ドリンクをピックアップ。(「ヌメロ・トウキョウ」2018年11月号掲載)
美肌は体内の細胞が喜ぶものを。おいしいものは美の細胞も喜ぶ。
いま求めているのは「タフな肌」ではないだろうか。ストレスや体調のアップダウン、気温や湿度などにも揺れ動かず、化粧品にも頼りすぎない肌。そのためには、美容や健康を意識したドリンクに注目せずにはいられない。というのも、今回セレクトしたドリンク類=口からいただく成分たちは、キレイな細胞を生みだしたり、代謝力や免疫力などをUPするのにどうしても必要な成分だったりするからだ。
いまいちど自分の生活を振り返ってみてほしい。決して“まとも”とはいえない生活状況なら、さっと手に入れられる程度の有効成分は上手に活用するべきではないだろうか。また、「アロマティザン」のように自身で時間をかけ抽出することで、これまで体験したことのないアロマの芳香が五感を震わせてくれる。丁寧に作る、そんな時間のメリハリも、実はタフな肌づくりに必要であることを気付かせてくれる。
はっきり言って、美容を義務でしているうちはキレイにならない。自分を実験台にして、あれこれ身体や心の反応を見ることが重要。そうやって合うものを見つけていくうちにタフな肌に近づいていくはずだ。
(左から)リフレッシュしたい時の救世主。生き生きとした明るくハリのある素肌に必要なコラーゲンや美容皮膚科で採用されているシステインを構成アミノ酸とするシステインペプチド含有酵母エキスなどを配合。ハイチオール コラーゲンブライト[50ml]¥324/エスエス製薬
ミシュランの星を獲得した有名店で活躍した田村浩二シェフプロデュース、世界初のワイングラスで飲むアロマティー。写真は、金木犀を軸にオレンジフラワーやミントをブレンドした可憐で甘い香り。煮沸後、24〜48時間冷蔵庫へ。アロマティザンOL[125g]¥3,730/L’aromatisane(ハートフェルトウィング)
理想的な体温を維持するドリンクとして累計売り上げ320万本を超える人気ドリンクがさらにパワーUP。温活、腸活、肌活など、さまざまな「活」が一本で完了。インナーエステメルモエンジン[710ml]¥12,800/LOUVREDO(ルーヴルドー)
shiro 自由が丘店
「自分たちが毎日使いたいものを作る」をテーマとする、自然派コスメティックブランド「shiro」。自由が丘にあるカフェでは、人気アイテム「酒かす化粧水」の原料と同じ純米酒の酒かすが入ったスムージーなど、厳選した植物由来の食材だけを使ったヴィーガンメニューを楽しめる。ちなみに全4種類あるスムージーで1番人気の、酒かす×いちご×赤すぐりは、日常生活の肌ストレス回復にも、進んで取りたいビタミンCが豊富。「shiroならではの、毎日食べたくなるものばかりです」(PRの渡邊ひろ子さん)。
住所/東京都目黒区自由が丘2丁目9-14 アソルティ 1F・B1
TEL/03-5701-9146
営業時間/10:00〜20:00
定休日/年末年始
URL/shiro-shiro.jp
銀座青汁スタンド
元祖美容ドリンクといえば、やっぱり青汁!「銀座青汁スタンド」の自慢は、その日、絞ったばかりのケール100%の生ジュース。ビタミンA・C、カルシウム、ミネラルのほか生きた酵素まで取れるので、美肌やアンチエイジングを期待できる。青汁の第一人者・遠藤仁郎博士オリジナルのジュース青汁(¥640)はトロリとした喉越し。高さ約15cmのコップで飲みごたえもあり。水筒を持参すると青汁を入れてくれるのもうれしい(有料)。テイクアウトすれば銀座散策のお供にも。野菜不足を感じたときに店内で一杯飲み、友人への手土産に乾燥青汁を買うのが永富さん流。
住所/東京都中央区銀座1-6-7 谷口ビル1F
TEL/03-3535-2046
営業時間/8:30〜19:00、土は9:30〜18:00
定休日/日・祝日
URL/www.endoaojiru.com/ginza.html
Photos:Hironobu Maeda, Koji Yamada(遠藤青汁スタンド銀座、shiro 自由が丘店) Text:Nao Kadokami Edit:Yuuka Shiomi