VIKTOR&ROLF×Bugabooのコラボベビーカー登場! | Numero TOKYO - Part 4
Fashion / Post

VIKTOR&ROLF×Bugabooのコラボベビーカー登場!

VIKTOR&ROLFインタビュー

ー洋服のデザインに加え、サムソナイトとコラボレーションしたり、香水を発表したりと活動の範囲を広げていますが、どうして今回Bugabooとコラボレーションしようと思ったのですか?

ロルフ(以下R) とても楽しいプロジェクトと思ったからです。普段、ファッションデザインの仕事をし、毎シーズンコレクションを発表していると、ときにはファッションとは離れたことをしたくなるものです。そんなときBugabooからこのプロジェクトの依頼がきたので、すぐに引き受けました。

V Bugabooはオランダではとても知られた企業です。創業者は僕たちと同じジェネレーション、それに同じ国同士ということもあり、今回のコラボレーションはとてもスムーズにいきました。

ー今回のプロジェクトは、洋服のデザインとは違う部分がたくさんあったかと思います。大変だったことは?

V すべてが安全性に基づいて作らなくてはならないところです。安全性のためにデザインに規制があるという点が、まったく異なるアプローチでした。なので、でき

ないこともたくさんあった。安全であることが最優先事なのです。また、長いプロセスが必要で、商品化するまで一年くらいの時間を費やしました。まずはデザインし、プロトタイプができるのを待ち、その後安全性を試し、さらに製造にあたってのプロセスを組む。香水をつくるときと同じように長い過程が必要でした。

ー逆に洋服のデザインと似ている部分は?

R コンセプトありきだという点が同じです。すべてはアイディアからはじまる。まずはコンセプトをたてて、それを発展していきもの作りをする点がすべてのクリエイティブの仕事の共通点だと思います。またファッションと同様、どこかアイロニーを加えるという点も。今回はディティールと、ナンバープレートに遊びを加えました。

ー "僕のはじめての車"ということですが、ご自身の最初の車であるベビーカーの思い出はありますか?

V ええ。ウッドでできたものでした。兄が引いてくれたのを覚えています。もう歩ける年齢になってもいつまでもそのベビーカーに乗っていました。怠けものだったもので(笑)。

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