岸本佳子のモード24/7 vol.4「female intuition」
鋭く光る、女の直感。揺るがないその感情に従えば、秘めていた強さが解放される。岸本佳子が表現する、自分を信じて生きてきた主人公の物語。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2024年11月号掲載)
圧倒的な存在感を放つ、ゴージャスなシークインのイブニングドレスを纏った瞬間、まるで女優のような、光り輝く自信が全身から満ち溢れる。
上品な透け感が女性らしさを引き立てるロングドレス。軽やかなシフォン素材のスリーブとスワローテイルの白襟が、スタイリッシュなコントラストを描く。
クリーンなユニフォーム風のシャツドレスに、ワイルドなシアリングジャケットという、相反する要素の組み合わせから生まれた、現代的なフェティッシュスタイル。
誰もが目を奪われる、ファッションコンシャスな煌めきを放つシャネルのショルダーバッグ。唯一無二の存在を味方につけて。
女性らしいカーヴィなボディを、大胆に披露するセンシュアルなルック。緻密に計算された流れるようなデザインは、まさにアライアの真骨頂。
サングラスで完成させる、マチュアな女のモードスタイル。身体にフィットするボディスーツに、長袖のシュラッグを重ね着した、旬なニットの着こなし。
最上級なブラックレザーのジャケットを素肌に羽織り、紅いリップをカジュアルに引く…これこそがNuméroウーマンが考える、究極のフレンチシック。
デコルテを美しく魅せる華奢なスパゲッティストラップが印象的。レザーとラッフルの甘辛バランスが、大人のメルヘンを演出。
アシンメトリーのインパクトに惹かれ、次に「着たい」という感情が込み上げてくる。インディビジュアルであることの喜びや、デザイナーYOSHIKIの美学に触れてみたい。
レースのディテールや滑らかなベルベットといった、繊細なファブリックで透け感を表現。グッチの世界観が漂うランジェリーライクなドレス。
Photos:Sasu Tei Fashion Director & Text:Yoshiko Kishimoto Hair & Makeup:Masayoshi Okudaira Edit:Shomi Abe Fashion Assistant:Makoto Matsuoka