岸本佳子のモード24/7 vol.3「takes two to tango」
トレンドのバッグ&シューズをアクセントにした最新コレクションを身に纏い、俳優・米倉涼子とモデル・ヨンアがNuméro TOKYOにW主演。挑戦することを恐れない最強シスターズが贈る、極上のモードストーリー。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2024年9月号掲載)
モードなギミック
セカンドスキンのようにフィットする、着心地抜群のニットドレス。レザー素材のロリポップホルダーをチャームにした、ミニサイズの「ピーカブー」は、今シーズンの本命バッグ。
ネオンに映える足元
90年代を彷彿とさせるボディコンシャスなイエローのセットアップ。ショーで話題となったビッグサイズのスエードブーツを合わせた、ヤングセレブ感が漂うLAスタイル。この秋冬もY2Kムードで駆け抜けたい。
意思表示するモノトーン
総レースのリトルブラックドレスに、エクストリームな大きさのバッグがマッチした、現代解釈のフレンチシック。色、素材、そしてボリューム…すべてが絶妙に絡み合う。
ホワイトの世界に浮かぶモノグラムの閃光
構築的なビッグショルダーのミニドレスと、チャンキーヒールのパンプスが描く、白いノスタルジーな世界観の中、モノグラムのマイクロミニポシェットが存在感を魅せつける。
情熱のサイハイブーツ
エディターのハートを掴んだクロエのコレクション。特に心惹かれたのが、シアー素材のフェミニンなトップに、ボリューミーなサイハイブーツを組み合わせた、緩急のバランスを上品に駆使したスタイル。
バッグという名のモダンアート
人気のスクイーズバッグから、手刺繍が施されたリュクスな新作が登場。動物などをビーズで描いたスペシャルピースは、大小サイズ違いならではの魅力を放つ。フォーマルにワークブーツを合わせた、崩しのスタイルがクール。
誘惑する赤い靴
真っ赤なパテントレザーのパンプスと、フェザーのマイクロミニドレスが放つ、フェティッシュな色香…まるで現代のブラックスワンのように凛として美しい。
新感覚な手元のバランス
斬新なアクセサリー使いが印象的だった、今季のミュウミュウ。細身のレディライクなドレスの手元を飾るのは、対照的にハードなレザーグローブ。マイクロバッグはジュエル感覚で重ね持ち。
エグゼクティブレディの正装
光沢のあるサテン地がエレガントな、スリーピースのテーラリングスーツ。女性の身体を美しく魅せるよう、緻密に計算されたデザインはトムフォードの十八番。足元は華奢に飾って。
シャツ&ハイヒールは媚びない女のユニフォーム
COEL × Desafio のコラボ第三弾から、メンズライクなシャツが登場。あの名セリフ「non lo haré(致しません)」と「Yo nunca fallo(私、失敗しません)」の文字が、スペイン語で背面にプリント。
Photos:Yeong Jun Kim Fashion Director & Text:Yoshiko Kishimoto Hair & Makeup:Seiichi Okuhara(Ryoko Yonekura),Masayoshi Okudaira(Youn-a) Edit:Shomi Abe Fashion Assistant: Mayu Kadota, Makoto Matsuoka