田中杏子のリアル・モード「white on white」
イノセントでセンシュアル、2020年春夏シーズンのシグネチャーともいえるホワイトカラー。どんなテイストにも染まる色なだけに、印象を左右するファブリックにもこだわりたい。田中杏子が選ぶモードアップした新しいホワイトを身に纏い、ピュアな気持ちに浸ってみて。(『ヌメロ・トウキョウ』2020年5月号掲載)
genuine mode: white on white
ビーチに舞い降りたエンジェルズ
クチュール感漂う、繊細なフェザーをちりばめたベストと、たっぷりと空気を孕んだワンショルダートップス。可憐なディテールが甘いファンタジックな世界へと誘う。
海風に身をゆだねて
クリーンな素材と大胆なバックスタイルで勝負したAラインのドレス。ホワイトカラーにモードな肌見せで個性的な表情を添える。軽やかに流れるようなドレスに身を包み、存分に風を感じて。
アーバン・フェミニズム
華やかなパフショルダーが存在感を放つドレスと、陽気なリラックスムード漂うクロシェレースのニットドレスでフェミニンな雰囲気を加速させて。軽やかなドレスには、ブーツでアクセントを。
昼下がりの逃避行
ハリのあるファブリックのスーチングとワンピースは、緊張感漂うインテリジェンスな逸品。ピュアながらも意思を持つ、凛とした女性を演出して。
夢見る少女たち
肌と相まって、さらにピュアな輝きを増すビッグピアス。キュートなハートのシェイプに思いを秘めて。
アクティブなマインドを覗かせて
エレガントとカジュアルが共存する華やかなレースドレス。そしてジャガード素材からフリンジ風に長くフィルクーペを残したアノラック。高度なテクニックに身を任せ、自らを解き放って。
エレガントなトムボーイ
動くたびにキラキラと輝きを放つスーチングと、艶やかなサテンシャツに無垢な表情を写し出す。ハンサムなスタイリングも、クリーンなカラーでフェミニニティ香るスタイルに。
Photos : Sayo NagaseFashion Director:Ako Tanaka Hair:Taku Makeup:Yusuke Saeki Edit & Text:Shiori Kajiyama