【Editor’s Letter】装うこと、想像すること | Numero TOKYO
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【Editor’s Letter】装うこと、想像すること

2026年3月27日(金)発売の『ヌメロ・トウキョウ(Numéro TOKYO)』2026年5月号に寄せて。編集長・水戸美千恵からのエディターズレター。

服を着るという行為は、とても自由な想像力の遊びだと思います。Tシャツをドレッシーなスカートに合わせてみる。ニットをストールのように巻いてみる。組み合わせ次第で、同じ服でもまったく違う表情を見せる。スタイリングとは、物語を紡ぐことなのかもしれません。自分はどんな存在で、どんな気分で、どこへ向かうのか。そんな小さなストーリーを想像すること。

今号のファッション特集では「スタイリングの妙」に焦点を当てました。服そのものの美しさだけでなく、組み合わせが生む化学反応。自由な発想が、ファッションをもっと楽しいものにしてくれるはずです。

読み物特集では「物語の力」に目を向けました。映画監督、役者、作家……それぞれの立場から、人はなぜ物語に惹かれるのかを語っていただきました。「誰でも生きている限りは物語を必要としており、物語に助けられながら、 どうにか現実との折り合いをつけているのです」と小川洋子さんが言うように、私たちは知らず知らずのうちに、物語を手がかりに世界を理解しています。想像力とは、現実から逃げるためのものではなく、現実を受け止め、楽しむための力なのかもしれません。

服を着ることも、本を読むことも、そして日々を生きることも。この号が、あなたを支える物語のきっかけになればうれしく思います。

life in layers

スモールラグジュアリーホテルブランド「ふふ」が三浦半島の城ヶ島に「ふふ 城ヶ島 海風のしらべ」をオープン。施設の目の前は海! 全ての客室に海を望む天然温泉を完備。油壺温泉のミネラルを含んだお湯でお肌はしっとり。おすすめはルーフトップラウンジ。天気が良ければ富士山と夕陽を眺めることができます。チェックイン後は夜までワインなどアルコールを含めフリーフローで、居心地も最高でした。滞在のハイライトの一つが、土地の恵みを繊細に映し出す日本料理。温暖な気候に恵まれた三浦半島ならではの海の幸と旬の食材が、ひと皿ごとに丁寧に仕立てられていました。お刺し身は絶品! 東京から1時間ほどで日常から離れ、癒やしの時間を過ごすことができます。

ピアス(SV)¥52,800/ BLANC IRIS(ブランイリス・ジャポン)
ピアス(SV)¥52,800/ BLANC IRIS(ブランイリス・ジャポン)

パリ発のジュエリーブランド、BLANC IRIS(ブランイリス)の新作ピアス。クリエイティブディレクター荒木弘美さんとデザイナーのソフィー・クルーゼルさんが生み出すデザインは、モダンで洗練されていながら、どこか芯のある美しさが印象的。すべてイタリアの熟練職人によるハンドメイドという点にも惹かれます。独特な曲線がミニマルでありながらエッジも効いていて、顔まわりにさりげない印象を添えてくれます。

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Profile

水戸美千恵Michie Mito 編集長。大学時代にジャーナリストアシスタント、ライターとして書籍、雑誌に携わる。卒業後扶桑社へ入社し、女性ファッション誌を経て『NumeroTOKYO』創刊1年目より副編集長に就任。連載「YOUのテキトーく」「佐久間由美子が聞く 女性表現者たちの闘い」を担当。好きなものは、ファッション、食、旅、アート。座右の銘は「いつも心にナンシーを」。
Instagram: @mitomichie
 

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2026.3.27 発売

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