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読書の既成概念すらゆさぶる、実験的作品 妻に捨てられたメキシコ移民の父娘が自分たちを上空から見下ろす「土星(=作者)」の存在に気づき、自由意志を守るために頁上で「対土星戦争」を繰り広げていく。奇想天外な物語だけではなく装本にも度肝を抜かれる、「文学」の可能性を感じさせられる傑作。 ¥3,570(白水社)
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2011年10月のおすすめの本をご紹介
Text:Miki Hayashi
『紙の民』
サルバドール・プラセンシア/著 藤井光/訳
読書の既成概念すらゆさぶる、実験的作品 妻に捨てられたメキシコ移民の父娘が自分たちを上空から見下ろす「土星(=作者)」の存在に気づき、自由意志を守るために頁上で「対土星戦争」を繰り広げていく。奇想天外な物語だけではなく装本にも度肝を抜かれる、「文学」の可能性を感じさせられる傑作。 ¥3,570(白水社)
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