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仲間由紀恵とは、どんな“素”を持つ女性? すっぴんからオフショットまで公開
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来年、デビュー20周年を迎える仲間由紀恵。「今の自分に満たされているというより、納得できている」と語る彼女から、凛とした芯の強さが伝わってくる。仕事に求めるものとは、自分の人生に求めるもの。興味や好奇心、スキルアップ、新しい体験や刺激…そういうものすべてを、その時その時の仕事に求めていると。15歳でデビューした彼女は、仕事を通して自分自身を成長させた。でもその姿勢には、気負った強さは存在しない。34歳となる彼女から感じられるものは、毎日丁寧に積み重ねた経験や奮励が、彼女の中で自然に呼吸していること。向き合うことで得られた“自然体”こそが、仲間由紀恵の魅力なのだ。
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仲間由紀恵とはどんな“素”を持つ女性なのだろうか。国民的な実力派女優というイメージが先行し、予測不可能なまま彼女を撮影現場に迎えた。そこに登場した仲間由紀恵は、私たちが知る“仲間由紀恵”そのものだった。「プライベートと仕事、私の“素”の部分がどんなものなのかの区別が、ある時からなくなりました。仕事を利用して素の自分を形成していくような」と語ってくれたように、女優という仕事を通して自分自身を形成していったのだと、彼女を目の前にするとよくわかる。この写真は撮影を開始する前の仲間由紀恵の“すっぴん”を切り撮ったファーストショット。「体を動かすのが好きです。ここ2〜3カ月、できるだけジムに通うように。体を動かしていると、起こることに対してどう自分が反応したいと思っているかを知ることができ、楽に素直に真っすぐにいたいなと思う気持ちが強くなりました。常にどこかに熱いものを持ちながら、自然体で生きたいなと30代になってようやく思えるように」。20代の気負っていた部分も自然になくなり、自分が楽に心地よくいられるスタンスを願うようになったという。そんな彼女の生き方が、この写真にはよく表れている気がする。朝起きて一番にすることは?「水を飲んで、ベランダでスズメの餌やりを。お米をポンッと指で飛ばしてあげています(笑)」。大女優、仲間由紀恵の自然体には、こんなチャーミングな魅力も内包されている。ドレス ¥1,403,850/ Valentino(ヴァレンティノ インフォメーションデスク)
Photos : Kazutaka Nakamura Makeup : Yumiko Kamada for Shiseido Hair : Koji Ichikawa Styling : Keiko Hitotsuyama
Retouch : Saki Kanazawa Edit & Text : Hisako Yamazaki
Retouch : Saki Kanazawa Edit & Text : Hisako Yamazaki