堀北真希のターニングポイント「20歳を過ぎてから心構えが変わりました」 | Numero TOKYO - Part 2
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堀北真希のターニングポイント「20歳を過ぎてから心構えが変わりました」

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──飛行機の思い出は?

「初めて飛行機に乗ったときは、自分が雲の上にいることが不思議でした。雲を見下ろしている感覚が。今でもあんな大きな物体が空を飛ぶことが不思議でなりません」

──このドラマは、普段カメラが入れない所での撮影もあり、リアルな航空業界の様子を見ることができるとか。見る人たちに、どんなことを伝えたいですか。

「夢に向かって一生懸命な姿を見ていただき、頑張ろうと思える気持ちや元気を受け取っていただけたら。また、パイロットになるために具体的にどんな訓練をするのかなど、知らないことが多いと思うので、それも紹介したいです。女性でもパイロットになれるんだ!って、目指してくれる人が増えたらいいですね」

──一生懸命頑張っていても気持ちがくじけそうなときは、どうやって乗り越えますか?

「いったい自分は何のために頑張っているのかを考えます。それがわかれば大丈夫。けっこう頑張れます」

──女優になったきっかけは?

「スカウトです。なので、自分で選んだというより、なんとなくそうなった感じで…。パイロットはなるまでの訓練がものすごく大変ですけど、私は特に訓練したわけでもないですし、過程はずいぶん違いますね」

──女優になってから、この仕事を一生やろう!と思ったことは?

「一つ一つの作品は頑張ります。でもこの先ずっとやっていこうと思ったことはないんです。女優の仕事は自分がやりたくてもオファーが来なければできないから。いま自分に役があるのは当たり前だと思ってはいけないし、いつなくなるかもわからないなと。あまり将来こうなりたいとかはないんです。成り行きかな…」

──演技は楽しい? 難しい?

「いつも難しいなと思います。正解がないから。いいか悪いかの価値判断は監督ですね。監督がいいと言えばそれでいい。楽しみとしては、役ごとに全然違う自分になれること。自分の新しい一面が見えたりするのは面白いです。特に時代設定が違う作品などは、この仕事でなければできない経験ができるので、本当にうれしいです」

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