エディター発 モードな事件簿「OAMC」“水色”のプルオーバー | Numero TOKYO
Fashion / Editor's Post

エディター発 モードな事件簿「OAMC」“水色”のプルオーバー

小誌エディターの気になる最新トレンドや撮影の裏話まで、鋭い視線を盛り込んだトピックスをお届け!(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2021年12月号掲載)

ルーク・メイヤーが仲間と手がけるブランドOAMC。機能性や合理性にフォーカスしたデザイン、カルチャーのエッセンスを取り込んだ上質な服を丁寧に作る姿勢に共感します。¥95,700(参考価格)/OAMC(エドストロームオフィス 03-6427-5901)
ルーク・メイヤーが仲間と手がけるブランドOAMC。機能性や合理性にフォーカスしたデザイン、カルチャーのエッセンスを取り込んだ上質な服を丁寧に作る姿勢に共感します。¥95,700(参考価格)/OAMC(エドストロームオフィス 03-6427-5901)

なぜか惹かれるスカイブルー
90年代もいまも

スカイブルー、特にスモーキーだったり淡く黄みがかった水色が好きです。残念ながら“推し色”ではなくて、90年代初頭のフレンチブームでおしゃれ心に火がついた中学時代、アニエスベーで選んだカーディガンプレッションが水色で(一張羅が黒じゃないなんて……! ですが)、以来、水鏡のような内向的で静かな色をずっと自分のシンボルカラーだと思っています。

ちなみに今季気になって仕方ないのはやっぱり水色のOAMCのプルオーバー。それだけの話ですが、服でもネイルでもインテリアでも色が心に与える影響は絶大。みなさんはどんな色が好きですか?

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Profile

井上千穂Chiho Inoue フィーチャー・ディレクター。『Numero TOKYO』創刊時よりエディターとして主に特集を担当。2011年よりウェブマガジン「honeyee.com」「.fatale」の副編集長をつとめ、19年より出戻り現職。作り手の話を聞き、ものづくりの背景を知るとお財布の紐が緩みます。夜な夜な韓国ドラマに、休日は自然の中に逃避しがち。子連れ旅もお手のものな二児の母。

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