Culture / Editor's Post

バーチャルマーケットのビームス原宿にももクロ降臨! 高城れにのVR体験をレポート

2020年12月19日(土)11時から2021年1月10日(日)23時まで、バーチャルリアリティ(VR)空間上で行われる世界最大規模のイベント「バーチャルマーケット5」が開催中。そのVR空間内に、BEAMS(ビームス)が初のバーチャルショップをオープンしています。

しかも、会期中にはアイドルグループ「ももいろクローバーZ(以下ももクロ)」のメンバーがビームスのバーチャルショップにお忍びで降臨(!)とのこと。一体何が行われているというのでしょうか……? 気になります。そんなわけでクリスマスイブの午後“れにちゃん” こと高城れにさんがやってくると聞きつけた私は、いそいそとビームス本社(リアル)にお邪魔し、取材させていただきました。

ももクロ×ビームスの最新コラボ
アバター化したメンバーによるバーチャル接客も

今回ビームスのバーチャルショップでは、バーチャルマーケット公式アバター「Vケットちゃん」の特別バージョン「Vケットちゃんplus+ ✕ BEAMS」を販売しています。法被、ハチマキ、ペンライトを装備した王道のモノノフ(注:ももクロファンのこと)スタイルの3Dアバターで、法被は5色のカラバリ付き。

3Dアバター ¥1,000 Tシャツ 各¥4,500

中に着ているTシャツはリアル商品も実際に購入できます。現在オンラインショップでは、ももクロメンバーの何気ない表情を灸場メロが描き下ろしたコラボTシャツ二型が予約販売受付中。この日れにちゃん(リアル)はロンTを着用して登場しました。

メンバーそれぞれのイラスト+袖にイメージカラーのロゴを配した4種と、箱推しバージョン1種があります。ロングスリーブTシャツ ¥6,000
メンバーそれぞれのイラスト+袖にイメージカラーのロゴを配した4種と、箱推しバージョン1種があります。ロングスリーブTシャツ ¥6,000

VRゲームにハマった経験があるというれにちゃん。新型のVRヘッドセット「Oculus Quest 2」を発見するやいなや、自らささっと装着してバーチャル空間へ突入していき……。

操作もお手のもの。すぐにビームスを発見し、ショップの中へ。時折「わぁ〜階段から落ちた!」などと大笑いしたりするれにちゃんがとても楽しそうで目が離せなくなりました。

ハムスターのアバターとわちゃわちゃ戯れるれにちゃん。画面に映っているのは、れにちゃんがゴーグル内で見ているものと同じ映像です。
ハムスターのアバターとわちゃわちゃ戯れるれにちゃん。画面に映っているのは、れにちゃんがゴーグル内で見ているものと同じ映像です。

そして、「れにちゃん!?」「本物!?」と声をかけてくれるお客さんと実際に会話をしたり、Zポーズで記念撮影をしたりとしばし交流。アバターでもリアルでも表情は見えませんが、れにちゃんのとびきりの笑顔が目に浮かびます。

運よくVR空間で居合わせたファンにとってはたまらないひとときです。ちなみに会期中は、まだショップを訪れていない他のメンバーもビームスのバーチャルショップにサプライズで来場予定とのこと。(百田夏菜子さんは初日に登場済み)

体験の最後に少しだけ、れにちゃんに感想を聞いてみました。

「バーチャルでもリアルでも、ライブでみんなと触れ合いたい」

──ビームスさんでのVR体験はいかがでしたか?

「もうめちゃくちゃ楽しかった! 実は以前バイオハザードのVRゲームを一日中やっていた時期があったほどVRは好きで、その時みたいにまたハマっちゃいそうです。今回のように人とのコミュニケーションが取れるVRは初めてだったんですが、会話がリアルにできることが面白くて、永遠にやっていられる気がしました。ふと、この姿を人に見られているのかと考えてしまうとちょっと恥ずかしいのですが(笑)」

──VR空間内に入られた後、何度も「バーチャルだと近づけるね!」と嬉しそうにお話しされていたのが印象的でした。

「人との交流や日常の変化がないコロナ禍でバーチャルはぴったりだなと思ったんです。どこへでも行けて、誰とでも会える。普段の生活では、コロナ以前でも初対面の方と、すごく近い距離感で接することはなかったので、バーチャルだからできるんだなと実感しました。クリスマスイブの今日、応援してくださる方々と触れ合うことができて、素敵なプレゼントをいただいたなと感動しています」

──クリスマスはどんなふうに過ごしますか?

「夢があるクリスマスの映画が大好きで、いろいろ洋画を観て気分を高めているんですが、最近観た中で特に印象だったのは『クリスマス・クロニクル』。“クリスマスは完璧ではければならない。その完璧というのは、全部が揃っていることではなく、少しでも自分が幸せに思えたら完璧だし、その幸せを人にも与えられたら完璧。愛情を届け合えるのがクリスマスのいいところ”という台詞が忘れられません。自分を大切にしてくれる家族を大切にしたいなってあらためて思います。クリスマスは毎年家族とパーティをするのが恒例で、今年は友だちに“お菓子の家”を作るキットをプレゼントしてもらえたので、25日の夜に家族で作る予定です。完成したらインスタにあげますね!」

──来年はどんな年にしたいですか?

「この一年間、これまでずっと生きがいだったライブができなくて、配信に挑戦したり、どうしたらみんなが楽しめるかということを考えながら、モノノフさんと同じ気持ち、なんならモノノフさん以上にさみしい気持ちで過ごしてきました。来年もまだどうなるかなんとも言えませんが、大きな勉強になった一年を経て、来年はもっと極めていきたいと思います。でも何よりもとにかくライブがしたいですね……。来年こそモノノフさんに会いたいです。あともう一つ、もし、今日体験したようなVRでライブが実現できたらどれだけ楽しいか! と想像したらワクワクしてきました。客席を歩いたり、ファンの方とたくさん触れ合ったり、バーチャルのライブもいつかやってみたいなと思います」

「バーチャルマーケット5」
会期/2020年12月19日(土)~2021年1月10日(日)(計23日間)
会場/特設会場(バーチャル空間) https://www.v-market.work/v5/
主催/VR法人HIKKY

BEAMS
ビームス

https://www.beams.co.jp/

Profile

高城れにReni Takagi 1993年6月21日生まれ。百田夏菜子、佐々木彩夏、玉井詩織、高城れにの4人からなるアイドルグループ、ももいろクローバーZのメンバー。愛称は「れにちゃん」。メンバーカラーはパープル(紫)。2010年にメジャーデビュー。2012年にNHK紅白歌合戦に初出場、2014年には女性アイドル初の国立競技場でのライブ開催を果たす。女優としての出演作に映画『幕が上がる』、主演をつとめた連続ドラマ『彼女が成仏できない理由』などがある。 Instagram:@takagireni_official
井上千穂Chiho Inoue ウェブ・コンテンツ・ディレクター。『Numero TOKYO』創刊に参加し、エディターとして主に特集を担当。2011年に卒業後、ウェブマガジン「honeyee.com」「.fatale」の副編集長をつとめ、19年よりNumero TOKYOへ出戻り。外出自粛生活を機に念願のクラシックギターを購入。映画『ビフォア』シリーズのセリーヌ(ジュリー・デルピー)と『はじまりのうた』のグレタ(キーラ・ナイトレイ)のような弾き語りを理想に掲げ、イメトレには余念がない、二児の母。

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