朝の行列は仙川名物!「AOSAN」香りと食感のアートなパン | Numero TOKYO
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朝の行列は仙川名物!「AOSAN」香りと食感のアートなパン

いま最もアツいパンといえば「食パン」。そんなブームを追っかけて、行列覚悟で、一度は食べたい絶品の食パンの名店を紹介。(「ヌメロ・トウキョウ」2018年5月号掲載)

角食を目当てに「AOSAN(アオサン)」の店の前に毎朝できる行列はいまや仙川名物。角食は3日かけて作られる。最初の日に種を作り、2日目にこね、3日目にオーブンで焼いて完成。「2日間でも作れないことはない。でも3日かけるともうひとつ奥深い味になる」と店主の奥田充央さん。ぷりんと跳ねるスプリングの心地よさ、溶け味はまるで飲み物級。奥田さんはカンパーニュの老舗ルヴァンの出身。そのDNAは自家培養される種に継承。えも言われぬアルコールの香りはそこから来る。食パンだけの店ではない。子どもに大人気のかぼちゃパン、シナモンロールなどおやつパンも秀逸。

角食¥270(1斤/税込)。かつては数カ月待ちだったが、いまは予約を廃止。朝、店の前に並ぶのが食パンの唯一の入手方法。1日約100個の角食を目指して、開店1時間前に並ぶ人も。

202-003
202-003

AOSAN(アオサン)
住所/東京都調布市仙川町1-3-5
TEL/03-5313-0787
営業時間/12:00〜18:00(売り切れ次第閉店)
定休日/日・月

Photos:Noriko Matsumoto, Ayako Masunaga Coordination&Text:Hiroaki Ikeda Edit:Sayaka Ito

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