ビューティエディター佐々木奈歩の今月の美容生活「“クリーンビューティ”なスキンケア」 | Numero TOKYO
Beauty / Feature

ビューティエディター佐々木奈歩の今月の美容生活「“クリーンビューティ”なスキンケア」

身も心もすっきりピュアに浄化したい……そんな気分のときは、“クリーンビューティ”なスキンケアで肌を慈しんで。地球と環境に優しく作られたシンプルさに、肌も心も洗われるはず。(『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2020年9月号掲載)

韓国からヴィーガンコスメが上陸。グリーンコーヒーの実力とは

ベージュという色のように、女性の日常にそっと寄り添い、温かい気持ちにさせてくれるスキンケアを作りたい。そんな思いから韓国女性のケイト・ナムグンが手がけたベージックは、心地よいテクスチャーと香りにほっと肌が満たされる至福のコスメ。キー成分は、珍しいグリーンコーヒービーンオイル。紫外線でダメージを受けた肌の保護と潤い、そして引き締めに効果あり。ルーセントオイル[35ml]¥6,000/Beigic(サンク 03-6821-1519)

バイオダイナミック農法のカレンデュラで、肌に癒しを

女性ホルモンに着目した植物がたっぷり、新ブランドのフロル。長野県の有機農家で栽培されたカレンデュラが、パワフルな抗炎症&鎮痛作用を発揮。エアコンによる乾燥、生理前のゆらぎ肌など、ちょっぴり厄介な大人のトラブル肌も見事にリカバーできて自己治癒力もアップ! 軽やかなジェル状クリームで、暑い季節でもストレスゼロの肌心地が秀逸。オールパーパスコンセントレイトクリーム[50g]¥5,100/Flor(ビーバイ・イー 0120-666-877)

オイル×ミルクに肌うっとり。お疲れ肌をコアから立て直して

国産クリーンビューティの旗手、アスレティアからは待望の本格美容液が登場。こだわりの循環型農園で育てたゲンノショウコやアシタバエキスが、ヒアルロン酸の分解をストップしつつ細胞機能を正常化。軽やかなミルキーテクスチャーがオイルにするりと変化して、水分をラッピングするように高保湿肌をキープ。内側からもっちり潤った気持ちのいい肌へ。ミルキィオイルセラム[30ml]¥7,000(8月12日発売)/Athletia(アスレティア 0120-220-415)

佐賀県・加唐島の椿オイルで、グローな肌&ヘアに

顔にも髪にもボディにも、マルチな美しさを生み出すジャパンブランドが誕生。1,000年以上前から自生するヤブ椿から環境に配慮して採取したオイルは、肌に塗ればシワを目立たなくさせ、髪になじませれば理想のツヤとまとまり感を出してくれる優れもの。この国に古来から伝わる植物こそ、日本女性の美を真に支えてくれるのかも……と改めて実感! 美容オイル リッチ[60ml]¥9,000/Juice(ユナイテッドアローズ 原宿本店 03-3479-8180)

美容のニューノーマルを模索する日々。アロマに頼ることが増えたり、メイクをして気分転換してみたり、心をポジティブにしてくれる美容のパワーを改めて実感中。オンライン上でのトレーニングや友人との美容機器パーティなど、コロナ禍で見つけた嬉しい新発見も。化粧品各社のバーチャルメイク診断も秋から充実するので期待大!

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Cutout Photos : John Chan Edit & Text : Naho Sasaki

Profile

佐々木奈歩Naho Sasaki コントリビューティング・ビューティ・エディター。アメリカ・サンノゼ育ち、慶応義塾大学法学部卒。『VOGUE JAPAN』『FIGARO japon』などの美容エディターを経て、2009年フリーランスに。モードなビューティ記事づくりを得意とし、ファッション誌や美容誌で執筆・編集をするほか、広告制作やビジュアルディレクションなどでも活躍中。80sミュージックを聴きながらコスメ部屋にこもるのが幸せ、という“オタク“気質。二児の母。

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