長澤まさみビューティ
解き放たれる美しさに注目
13歳で芸能界デビューした長澤まさみ。彼女が放つピュアで純真、そして真っすぐな魅力で演じるキャラクターに、見る者をいとも簡単に恍惚とさせてしまう。女優として確固たるキャリアを築き、25歳へ。大人の女性となったいま、逸脱したその美しさを解禁し、私たちを再び陶酔させる。濃密な真っ赤なリップにメイクポイントを一点集中させて。スカートの赤に合わせた色味を選択し、ファッションとリンクした“トータル”メイクを楽しむことこそ大人の女。 オーガンジーのトップス ¥54,600/Jillstuart(ジルスチュアート) レオパード切り替えスカート ¥145,950/Giambattista Valli クリスタルネックレス ¥39,900 ブレスレット ¥30,450/ともにDannijo(すべてリステア) パテントのシューズ ¥89,250/Christian Louboutin(クリスチャンルブタン ジャパン) スカートの赤に合わせた濃密な赤リップ メイクアップアーティスト鷲巣裕香が提案 目元の“抜け感”が決め手の赤い唇「洋服のアクセントカラーと同じ鮮やかな赤を唇に。赤いリップは“抜け感”のある目元と透明感のあるツヤ肌に合わせると今っぽいです」(鷲巣さん)。ベロアのようなツヤのある赤リップ(1)で丁寧に輪郭を描いた後、クラシカルになりすぎないように指で角を落としてぼかして。唇に視線を集めるため目元はスキンベージュのクリームシャドウ(2)のみ。ツヤ肌と軽さのある目元が赤い唇を一層引き立てる。 1. 唇に薄いヴェールをかぶせたように、シルキーなツヤを与えるライトな赤。ヒアルロン酸配合でハリのあるぷっくり唇に。 ディオール アディクト エクストレム857 ¥3,780/Dior(パルファン・クリスチャン・ディオール) 2. 滑らかなクリームアイシャドウが肌にのせるとパウダー状に変化。スキンベージュが目元のくすみをカバーして、濡れたような煌めきを残す。フルール・ド・ポー2 ¥4,410/Givenchy(パルファム ジバンシイ [LVMHフレグランスブランズ] ) 鷲巣裕香(Yuka Washizu) NYでアーロン・ド・メイのファーストアシスタントを務めた後、ピーター・フィリップス、グッチ・ウエストマンなど錚々たるメイクアップアーティストのアシストをしながらフリーランスで活動。現在はNYと東京をベースにインド、中国などアジアにも幅を広げ、数々のモード誌やコレクションで活躍する。アジア人特有の美しさに着目し、素肌感をいかしたデイリーなモードメイクにも定評がある。
Photo : Takaki_Kumada
Makeup : Yuka Washizu
Hair : Koichi Nishimura
Styling : Yoshiko Kishimoto
Edit&Text : Hisako Yamazaki