陰陽別の体質をチェック！ あなたに必要なパワーフード

体と運の免疫力を底上げする開運パワーフードの上手な活用法

東洋医学では、まずは陰の体質＝冷え性気味、陽の体質＝熱がこもりやすい、といった大きな分類から漢方の処方や食の指導をします。そして食材もまた、陰性、陽性、中庸に分けられます。開運パワーフードは、腸に良く、心身の気を高め、金運アップや恋愛運アップといった開運効果まで期待できるものですが、体質に合わせて摂らないと意味がありません。陰体質に傾いている時は、体を温める陽性のパワーフードを、陽体質に傾いているときは、熱を発散する陰性のパワーフードを摂ることで中庸に近づけて。中庸のフードは心や体が極端に偏ったときや、バランスを崩したときに。また陰性の食材でも、陽性の調味料を合わせたり、体を温める火を加えて調理すれば中庸になります。なので、迷ったときのおすすめは中華料理。中華料理は陰陽五行説に基づき、体を温めることを重視して食材を組み合わせています。著書『腸開運』では、五行別体質チェックや五行に当てはめた食材についても解説してしいるので、参考にしてみてくださいね。

偏りを知って食材や調理でひと工夫
陰陽別の体質チェック

陰体質に見られる特徴

□ 痩せ型
□ 背が高い
□ 肌質は柔らかくモチモチと色白しっとり
□ 筋肉が細く、体力がない
□ 骨格も細め
□ 目は大きく丸い
□ 鼻筋は通っている
□ 唇は薄め
□ 面長や逆三角形顔
□ 小さい声で、話すのがゆっくり
□ 手足が冷たい
□ 平熱が35度台
□ 貧血気味
□ 低血圧気味
□ 指は細く長く華奢
□ 耳は横に張っている
□ 首は長細い
□ 髪質は柔らかく多め
□ なで肩
□ マイペースなタイプ
□ 疲れがとれにくくだるい
□ どちらかといえばネガティブ思考
□ 自信がない
□ 不安定だ
□ 風邪をひきやすい
□ むくみやすい
□ 目の下にクマができやすい

陽体質に見られる特徴

□ 豊満型
□ 背が低い
□ 肌質は色黒で赤みが強く乾燥肌
□ アトピー体質である
□ 筋肉質で体力がある
□ 骨格はがっしりとしている
□ 目は小さめで細い
□ 鼻は低くて団子鼻
□ 唇は厚め
□ 丸顔や四角顔
□ 大きい声で早口
□ ハスキーボイス
□ 体温が高い
□ 貧血になったことがない
□ 高血圧気味
□ 指は太く短い
□ 耳は頭にくっつくように反っている
□ 首は太く短め
□ 髪質は硬くて少なめ
□ 肩はいかり肩
□ 行動力があり、体力があるタイプ
□ どちらかといえばポジティブ思考
□ 物事は深く考えない見切り発車型
□ 自信に満ちている
□ 明るくはきはきとしている
□ よく食べる
□ 首や肩がこりやすい
□ 肌あれや吹き出物ができやすい

陰性のパワーフード

ココア　ホットで飲めば陰性が弱まり、美容に良い陽性寄りの飲み物に。

チョコレート　健康効果を得るためには、カカオ含有率70%以上のものを。

きのこ類　食物繊維で腸をお掃除、免疫力アップのβ-グルカンも含有。

パクチー　強い抗酸化作用、腸内に溜まった老廃物を排出する作用も大。

大根　食物繊維や消化酵素も豊富。陰性の人は生食はNG、火食を。

陽性のパワーフード

りんご　陽性のパワーを引き出すには、加熱して食べるのがおすすめ。

さつまいも　土の養分をたっぷり吸収、ポリフェノールや食物繊維も豊富！

ドライフルーツ　血液を浄化するナツメやミネラル豊富なインカベリーがおすすめ。

にんにく　陽性の質が特に強い。胃液の分泌を促し消化促進、整腸作用も。

サバ　良質な脂、 DHA・EPAを含有。血流促進、便通の潤滑油にも。

卵　腸内細菌叢の活性化に有効なL-グルタミンを含み、免疫力もアップ。

中庸のパワーフード

豆類　不溶性食物繊維が豊富で腸の動きを活発に、便通をスムーズに。

ナッツ類　悪玉コレステロールを減らす不飽和脂肪酸を含み、抗老化作用も。

良質なオイル類　美容や健康効果の高いもの、おすすめはブラックシードオイル。

海藻類　ミネラルや食物繊維が豊富、脂質や糖質の吸収を抑える働きも。

オリゴ糖　甘味が欲しいときに。善玉菌の餌となり、腸内環境を整えてくれる。

バラ　ビタミン類、フィトケミカルが豊富。ローズヒップティーで摂るのも◎。

すべての体質の人に有効な最強のパワーフードは白湯！

生物の源は海にあることからも、水は生命にとって必要不可欠な存在。水の質にもこだわりたいところですが、水そのものは陰性なので、そのまま飲むと体を陰に偏らせてしまいます。そのため火の魔法を使って白湯にすれば、陽性のパワーフードに変身！ 白湯は、陰体質にも陽体質にも合います。「火（カ）」の力で「水（ミ）」が熱されて「神（カミ）」になる、ご神水ともいえる力を秘めた強運体質に導く最強パワーフード。朝の一杯の白湯で、体を目覚めさせ、胃腸の働きを活発に、老廃物のデトックスも促進。湯気の立つ熱いうちに飲むイメージがあるかと思いますが、体温よりやや高めぐらいに冷ますと体への負担が軽く水の浸透力が高まるのでおすすめです。

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