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Beauty Post

ロンドン発スタイリッシュなフレグランス「アイーヴォ」日本上陸!

ロンドン発のフレグランスブランド「IIUVO(アイーヴォ)」が待望のパーソナルフレグランスをリリース。4月中旬より日本でも発売を開始する。ブランド創始者のトミ・アーメッド(Tomi Ahmed)とレオ・ギボン(Leo Gibbon)の二人にインタビュー。

2015年、わずか3つのキャンドルコレクションから始まったフレグランスブランド「IIUVO」。洗練されたデザインと、嗅覚の記憶によるストーリーが紡ぎ出す香りは、たちまちハロッズやリバティ、コルソコモなど、名だたるショップのバイヤーの目に止まった。

ブランド創始者である二人、トミ・アーメッドとレオ・ギボンは、香りが導くものについてこう語っている。「感情の喚起、未来への創造、記憶への回帰、芸術への道標」。

そして17年、待望のパーソナルフレグランスをリリース。4月中旬の日本発売を前に、彼らが生み出す「香り」について聞いた。


創始者トミ・アーメッド(左)とレオ・ギボン(右)

──ブランドを始める前は何をされていたのですか?

レオ「音楽活動をしていました。DJやプロデューサーとして自分たちのための音楽制作、そしてアーティストとのコラボレーションなどです」

トミ「僕はロンドンのドーバーストリートマーケットで働いていて、その前はマリオットホテルの客室メイドといった少しランダムな仕事もしていました(笑)」

──二人でブランドを立ち上げたのは、どのような経緯で?

レオ「ロンドンでのパーティで共通の友人に紹介され、音楽やアート、そしてサッカーの話をして自然と意気投合したのを覚えています。その後、偶然再会し、ガールフレンドへのプレゼントを探しているというのでキャンドルを勧めて、色々と説明をしたのです。キャンドルや香りについての知識があったのが意外だったのか『なぜ香りに詳しいのか?』『なぜフレグランスやキャンドルが好きなのか?』と質問攻めでした。それが『IIUVO』を立ち上げることになったきっかけですね」

──香りそのものだけでなく、プロダクトデザインやコンセプトも印象的ですが、二人の役割分担はありますか?

レオ「僕は実際に香りのデザインや、その香りたちから出てくるストーリーを考える事が多いです。ただ根本的には、『IIUVO』がどういうものなのか、共通のビジョンと認識を共有するので、お互い常に意見を出し合って物事を一緒に進めています」

トミ「自然と役割は分かれていますね。僕はヴィジュアルのディレクションやコラボレーションなどに特に焦点を合わせています。ホームページやインスタグラムを見てもらうとわかるように、定期的に『IIUVO』のイメージシューティングなども行なっています」

──ブランド名「IIUVO」の由来は?

レオ「喜ばせる、満足させる、手助けをするといった意味を持つ“iuvō”と言うラテン語があり、何かが何かを、誰かが誰かをより良いものにしていくときに使う言葉です。それが僕らの考える『IIUVO』の重要な哲学です」

Arianna_Lago_IIUVO_II_44 copy
Arianna_Lago_IIUVO_II_44 copy

──初めに立ち上げたキャンドルコレクションでは、それぞれのパーソナルな記憶が香りで表現されていました。ご自身の生い立ちやバックグラウンドと香りはどのように結びついていますか?

レオ「僕はロンドン郊外のセント・オールバーンという街で、大家族の中で育ちました。母が花屋を営んでいたこともあり、とても豊かな知覚に触れられる環境で、自然と香りという存在、性質に興味を惹かれました。そして音楽活動をしながらたくさんの音楽に触れるなかで、音楽が人にもたらす感情や、歌から呼び起こされる記憶や感覚がとても好きだったんです。そして香りも同様に、もしくはそれ以上に深く、パーソナルな記憶、感覚そして感情を呼び起こすパワーを持っていることに気づきました」

トミ「幼少期や育った環境が、今の自分自身と自分が持つ感覚を繋げてくれる役割をしています。“bose”(ボゼ)は、女性に向けた香りなのですが、母の名前。だから僕にとっての「bose」は母にまつわる思い出、「しつけ」と同意です(笑)」

レオ「例えば“ajon”(アジョン)は母のフラワーワークショップの様々な香り、“emmie”(エミィ)は、幼い頃一緒に過ごした祖母と雨上がりのアイリッシュガーデンの思い出、“woodgrain”(ウッドグレイン)は、昔作っていた音楽の歌詞や感情から思い立ちました。記憶やインスピレーションと同様に、音楽やビジュアルもそれぞれの香りをつくりだすヒントになっていますが、バックグラウンドや生い立ちは、『IIUVO』のDNAを作り出すための大事な要素です」

──新しく加わった3つの香水は、それぞれの香りにインスピレーションとなったアーティストが記されています。今回、香りを生み出す上で、実在のアーティストをコンセプトに使用したのはなぜでしょうか?

レオ「僕たちは生きている上で、過去の人物、現在の人物、たくさんの人々からインスピレーションを受けていると思っています。


香水「Soigné」¥22,000

1つ目の香り“Soigné”ソワニエ)は、“Soigné”という言葉自体に出合い、その言葉の意味を理解して、どう解釈するかというところからスタートしました。そしてマイルス・デイビスやフランク・シナトラといったスターが持ち合わせる自然なカリスマ性に辿り着きました。


香水「Gilot」¥22,000

2つ目の“Gilot”(ジロー)は、ピカソが魅了された彼女自身と、ピカソにおける彼女という存在の意味、そこからストーリーが始まりました。彼女は、時代の遥か先をいき、挑戦的で、自立した強い女性でした。共感し、憧れの存在でもあります。


香水「Fonteyn」¥22,000

そして3つ目の“Fonteyn”(フォンテイン)は、僕たちがたくさんのインスピレーションを受けているスタンリー・キューブリックの作品、美しいものと不吉な予感が同時に現れる独特の美に焦点を当てています。闇と光を完璧に捉え、操り、ノクターンバレーを踊っているマーゴ・フォンテインは、僕たちが思い描いている美しさそのものです」

──ロンドンのリバティやハロッズ、ミラノのコルソコモなど、世界中の厳選された百貨店や素晴らしいコンセプトストアがこのブランドを取り扱っています。この先「IIUVO」で実現したいことは何でしょうか?

レオ「素晴らしい百貨店やコンセプトストアに支持していただき、本当にうれしく思っています。ゴールとしては、音楽やインテリア、ヴィジュアル、そして香り全てをキュレーションしたお店をいつかオープンしたいですね。そのスペースに足を踏み入れてもらうことで、より完璧に「IIUVO」を体感してほしいと思っています」

IIUVO
ジェムプロジェクター
TEL/03-6418-7910
URL/http://www.iiuvo.com

Text:Saori Asaka

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