獅子座(しし座)2026年上半期の運勢「来る幸運期に備えて身辺整理を」by 鏡リュウジ | Numero TOKYO
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獅子座(しし座)2026年上半期の運勢「来る幸運期に備えて身辺整理を」by 鏡リュウジ

獅子座(ししざ)
7月23日〜8月22日生まれ

来る幸運期に備えて身辺をクリーンに

【全体運】
幸運の星は確実に近づいています。本格的な幸運のタイミングがスタートするのは、26年の後半。まだ先のように感じるかもしれませんが、この時代の時間の流れの速さを思い出して。来るべき幸運をしっかりつかまえるために、今やっておくべきことがいくつもあります。まず必要なのは、身辺整理。心の中にわだかまっているものも、部屋にある余計なものも、全部まとめてクリアしておくことが必須。まずは、この年末の大掃除に部屋から要らないものはすっきり処分して。そのためのコストは惜しまずに。物理的な空間のクリアランスができたら、次は心の浄化。なんとなく引きずっている罪悪感や、やり残している感覚があるなら、ここですべて吐き出してしまいましょう。いわゆるスピリチュアルなスポットに出かけて、心身を清めるのもよさそうです。毒を思いきり吐ける友人と愚痴大会! というのもありかもしれません。

一方で「賢者の星」が2月にあなたをバックアップする位置へと移動。たとえすぐに役に立たなくても、知性に磨きをかける学びが今後の大きな礎になります。重厚感のある名作を読んでみる、教養を身に付けるための講座に通ってみるなど、大人の知性を磨くことが巡り巡って驚くほどの実りをもたらす暗示。26年7月以降の超が付くほどの幸運期を、万全の体制で迎えられるはずです。

 

【金運】
マネー運は少し不安定。というのもこの時期、あなたの気持ちが不安定になっているから。不安定という言葉を言い換えるとしたら、いつもよりずっと感受性が豊かでセンシティブになっている、ということでもあります。普段はあまり気にならないようなことで気持ちが揺れ動いたりすることも。結果、ストレスから出費が増えてしまうこともありそうです。

優しさがあふれ出ている今、誰かのためにお金や時間を使ってしまうこともあるかもしれません。相手と自分の境界をしっかり引くことを忘れずに。一方で、感受性が豊かなこの時期、美術館に行ったり、音楽を聴いたり、心を潤してくれる活動にコストをかけるのは、価値がありそうです。

 

【人間関係】
「吉凶混合」という言葉が浮かぶ、今の人間関係運。というのも、良くも悪くもあなたの心のバリア、人間関係のパーソナルな「国境」が緩んでいる時期なのです。獅子座は、普段から頼まれるとノーと言えないタイプですが、この時期は特にその傾向が強い様子。弱い立場や悩み事を抱えている人を受け止めようとするので、その優しさに惹かれる人からの支持が高まりそう。恩義を感じて後々、助けられる場面がやって来ることもありそうですが、逆に依存的なタイプの人につけ込まれてしまう可能性も。あなたのエネルギーを無意識に吸い取る“心のヴァンパイア”には要注意! 時にはノーを言うことが、相手にとって親切になることもあると心得ましょう。

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Text & Astrology:Kagami Ryuji Illustration:Nao Oyama Edit:Naho Sasaki

Profile

鏡リュウジ Ryuji Kagami 心理占星術研究家・翻訳家。京都文教大学客員教授。英国占星術協会会員。1968年、京都府生まれ。国際基督教大学大学院修了。10代よりさまざまなメディアで執筆し、現在も占星術界の第一人者として雑誌やテレビ、ラジオ、講演などで活躍。『鏡リュウジの占星術の教科書』シリーズ、『タロットの秘密』など著書多数。占星術を基礎から多角的に学ぶことができる「東京アストロロジー・スクール」主幹。

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