恵比寿で、桜製作所の名品と現代アートに触れる【私の土曜日16:00】 | Numero TOKYO
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恵比寿で、桜製作所の名品と現代アートに触れる【私の土曜日16:00】

先日、渋谷区・恵比寿にあるギャラリー「MA2 Gallery」で、7月29日(土)まで開催中の「キオクハトキカ」を見てきました。

「キオクハトキカ」は、新国立劇場の設計などでも知られる建築家・柳澤孝彦さんが、東京都現代美術館の展示室用にデザインしたスツールの製品化をはじめ、桜製作所の名品展示とともに、3人のアーティストが家具を用いた作品空間をギャラリー内の各層に構成するといった企画。MA2 Galleryは4層からなる展示空間が特徴的で、各層の大きなガラス窓から自然光が差し込む美しい造りとなっており、個人的にもよく足を運ぶギャラリーです。

そして何より、桜製作所の代名詞でもあるジョージ・ナカシマのコノイドチェアを愛用している私としては、見に行かなければならない使命感にかられていました(笑)

展示されていたジョージ・ナカシマのコノイドチェア
展示されていたジョージ・ナカシマのコノイドチェア

ギャラリーに足を踏み入れると、目の前に展示されていたのは藤堂さんの作品。石の間のガラスに自然光が当たるとキラッとした輝きを見せてくれたので、いろんな角度で見るのがおすすめ。

その近くには企画の目玉でもある東京都現代美術館のスツールが松原健さんのフロアランプと一緒に展示されており、フロアランプにはギミックが、、、ぜひ会場で確かめてみて。その隣にはスタッフさんが「ここにも作品があるんですよ!」と教えてくれた榮水亜樹さんの作品。少し奥まった場所に展示されているので、見落とすことのないように気をつけてください◎

各層で足を止めつつ最上階フロアへ足を運ぶと、桜製作所のグラスシートチェア×松原健さんの作品による素敵な空間が。バルーンはゆらりと揺れていて、モニターには各地のバルーンの映像が流れており、思わず長い時間眺めてしまいました。

このほかにも各層に素敵な作品空間が広がっていたので、お時間ある方はぜひ足を運んでみてください。私はコロンとしたサイズ感のこの作品もお気に入りでした。

ちなみに、会場のMA2 Galleryから徒歩30秒ほどの場所に、今年の3月に新しくオープンした「TRAVIS」という古着屋さんがあり、そこもおすすめスポットです!映画好きのオーナーが手がける店内では洋服のみならず、映画ポスターなども販売されており、映画好きの方にも楽しめるお店になっています。

それぞれ額装もされています◎
それぞれ額装もされています◎

-キオクハトキカ–
榮水亜樹/藤堂/松原健/桜製作所

会場/MA2 Gallery(〒150-0013東京都渋谷区恵比寿3-3-8)
会期/2023年7月7日(金)〜7月29日(土)
時間/13:00〜18:00(日、月、祝日は休廊 *火曜日は事前メールアポイント制)
https://www.ma2gallery.com/

TRAVIS
Instagram/@travis_yebisu

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Profile

棈松杏奈Anna Abematsu エンターテイメント業界にて、コンテンツ制作やプロジェクト推進、デジタルビジネス事業に従事。10年目に独立。『Numero TOKYO』へは、2022年11月号よりウェブエディター/ウェブプランナーとして参加。Instagram @annaabmt

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