ドレスコードは裸。鹿児島の楽園「天空の森」で非日常体験【#私の土曜日16:00】 | Numero TOKYO
Life / Editor's Post

ドレスコードは裸。鹿児島の楽園「天空の森」で非日常体験【#私の土曜日16:00】

季節は秋へと移り変わり、過ごしやすい日々が続いてきました。
旅行するにも最適な気候となった先日、ラグジュアリーリゾート「天空の森」へ行ってきました。

鹿児島にある「天空の森」は、大自然に囲まれた広大な敷地(東京ドーム13個分!)に、わずか5棟のみのヴィラを構えたリゾート施設。

「ドレスコードは裸。」とうたっているだけあり、全てのヴィラに温泉が付いているほか、ひとつひとつが離れた場所に点在。完全に周りと遮断されたプライベート空間で非日常体験が可能な場所です。

所用で鹿児島へ行く機会ができたため、「気になっていた天空の森に行きたい!」と空き状況を確認したところ、9月に連絡をした時点で10月の空きはわずか2日間のみ。本来の目的であった用事を変更し無理矢理スケジュールを調整(笑)、約1ヶ月の間、好天だけを願いながら楽しみにしていました。

──当日、願いが届いたのか天気は晴れ。

11:00、心躍らせながら天空の森に向かうと、スタッフの方がヴィラへと送り届けてくださいました。スタッフの方はその後ヴィラを離れるので、利用者以外は周りに誰もいない、正真正銘のプライベート空間となります。(何かあるときは用意された電話でスタッフの方と会話が可能です。)

天気に恵まれた当日。木漏れ日が綺麗です。
天気に恵まれた当日。木漏れ日が綺麗です。

私が今回利用したのは、日帰り専用「花散る里」というヴィラ。

お部屋は適度に温かく(この時期は床暖房がついていました)、各出入り口にはタオルマットが引かれ、露天風呂⇆お部屋を行き来するのにとても便利◎ 寝具もすべてがタオル調で仕立てられており、お風呂上がりにそのままベッドにダイブもできちゃいます。

お部屋からの眺めはこんな感じ。
お部屋からの眺めはこんな感じ。

そしてお土産に…とカゴに盛られているのは新鮮なお野菜たち。なんとも粋なプレゼント。

有り難くいただいた色とりどりのお野菜たち。特にさつまいもがお気に入りでした。
有り難くいただいた色とりどりのお野菜たち。特にさつまいもがお気に入りでした。

ようやくウッドデッキへ足を踏み出すと、目の前に広がるのは霧島連峰。聞こえてくるのは草木が風に揺れる音と水の音のみで、自然と繋がっているかのような露天風呂は癒し空間そのものです。

最高の一言につきます。
最高の一言につきます。

水面がパラソルに反射しキラキラ輝きます。
水面がパラソルに反射しキラキラ輝きます。

荷物をおろし、しばらく露天風呂⇆お部屋を行き来しつつ、途中足を運んだのはヴィラの上にある「大宇宙(おおぞら)の入り口」という丘。なんとヴィラのみならず、この丘までもが独り占めなのです。テーブルで読書をしたり、ブランコを楽しめたり。小さなお子様のいるご家族でも大変楽しめるのではないでしょうか。

走り回っても誰にも迷惑もかかりません。笑
走り回っても誰にも迷惑もかかりません。笑

14:00、少し遅めのランチタイム。

前日の夜に鹿児島料理を堪能し、朝からお腹が重ためだったのですが(笑)、ヴィラに到着した際にランチの時間を聞いてくださるので遅めの時間にできたことと、温泉を楽しんだおかげで、ちょうどお腹が空いたタイミングとなりました。

これ以上ない贅沢なランチタイム。写真は1名分のセットです。
これ以上ない贅沢なランチタイム。写真は1名分のセットです。

ランチはウッドデッキで山々を眺めながらいただけます。(お部屋のなかで食事することも可能。選べます)

その土地で採れた食材でつくられた食事はどれも格別。木漏れ日を浴びながら、最高のピクニックランチです。

新鮮なフルーツやお野菜など
新鮮なフルーツやお野菜など

こちらはハーブ仕立てのメインディッシュ。このほかにもポトフなど盛りだくさん
こちらはハーブ仕立てのメインディッシュ。このほかにもポトフなど盛りだくさん

ランチ後は再び、ひたすら露天風呂へ。持っていた本を1冊読み終わりました。日常のあれやこれやを忘れ、気持ちも身体も大解放されたのは言うまでもありません。

そして17:00、大満足だった約6時間の非日常体験を終え、後ろ髪を引かれながら帰路につきます。朝とは異なる陽の光の色も、これまた雰囲気があって素敵でした。

日帰り専用ヴィラ「花散る里」
日帰り専用ヴィラ「花散る里」

ここまで長々とお話してきましたが、まだまだお伝えしたいことや、写真には映らない自然の良さをたくさん感じることができました。

もし鹿児島に行かれる機会がある方は、是非天空の森へ足を運んでください。おすすめです。私もいつの日か、次は宿泊でお伺いしたいと思います。

天空の森
https://tenku-jp.com/

連載「私の土曜日16:00」をもっと読む

Profile

棈松杏奈Anna Abematsu エンターテイメント業界にて、コンテンツ制作やプロジェクト推進、デジタルビジネス事業に従事。10年目に独立。『Numero TOKYO』へは、2022年11月号よりウェブエディター/ウェブプランナーとして参加。Instagram @annaabmt

Magazine

DECEMBER 2024 N°182

2024.10.28 発売

Gift of Giving

ギフトの悦び

オンライン書店で購入する