先週木曜日、上野の表慶館にて催された、 DOLCE&GABBANA ALTA MODA( オートクチュール)ショウ。今回の来日が、20年ぶりとなったデザイナーのお二人は、20年ぶりなだけに、皆様に特別なものを見ていただきたかった!という力のいれよう。
表慶館の設営は、桜の木をあしらった日本らしいアプローチでありながら、ショウの音楽はイタリアの伝統的なオペラが鳴り響く。
この、ミクスチャーこそが、今の時代のダイバーシティを物語っている。
また、DOLCE&GABBANA LOVE JAPANのテーマのもと、日本の伝統、DOLCE&GABBANAの伝統、二人の伝統、それぞれの伝統をすべて織り交ぜ、東京の街中で撮影した作品が仕上がったとも発表。こちらは、サイトやインスタグラムなどのSNSで配信されるとか。
今回のALTA MODAは、日本に向けての日本のみなさまのためのコレクションです。こうやって、戻ってこられたことを心から嬉しく思います、とインタビューの最後を結んだ。
Profile
田中杏子Ako Tanaka
統括編集長。ミラノに渡りファッションを学んだ後、雑誌や広告に携わる。帰国後はフリーのスタイリストとして『ELLE japon』『流行通信』などで編集、スタイリングに従事し『VOGUE JAPAN』の編集スタッフとして 創刊から参加。シニア・ファッション・エディターを務める。2005年 Numéro TOKYO編集長に就任し2007年2月創刊、2025年3月まで務める。現在は統括編集長として本誌のヴィジュアル全般、デジタルやSNS、ECなどNuméro事業全体を担う。2021年、新プロジェクトrabbitonを立ち上げる。著書 『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ刊)。
Twitter: @akotanaka Instagram: @akoakotanaka
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