見どころ満載、最新号の舞台裏です | Numero TOKYO
Fashion / Post

見どころ満載、最新号の舞台裏です

新時代の表現者たちの号に、まさに令和時代を生きる表現者、大森立嗣監督の映画「タロウのバカ」で主役を演じたYOSHIくんを始め、役者経験10年選手の菅田将暉さん、仲野太賀さんに集まってもらいました。

「元気だった? 久しぶり」などと挨拶を交わしあう3人は久しぶりの再会なのに即、意気投合。フォトグラファーの鈴木親さんの撮影現場はすでに数回めという菅田将暉さん、仲野太賀さんに引っ張られ和やかな雰囲気で撮影がスタートしました。仲が良く、息ぴったりの3人は、ファインダーの向こうでそのままタロウ(YOSHI)、エージ(菅田将暉)、スギオ(仲野太賀)の姿と重なり、映像の中の3人もこのように息ぴったりだったんだろうな〜と実感。

インタビューでは終始、YOSHIという新時代の表現者が、いかに”ボーダー”を軽く超えて存在しているのか? に話題が集中。「きっと10年前に同い年で知り合っていても、YOSHIはいまのままのYOSHIだったように思う。」とインタビューにもあるように、YOSHIの個性の面白さについて菅田さんが熱弁。「いまのままの良さを潰さずに演じることや役者という仕事を嫌いにならずに進んでいけるのかを将暉とずっと話していた」とYOSHIに対しての愛情を語る仲野太賀さん。プールに飛び込んだシーンが楽しかった、裸でじゃれあっているところが面白かったなど、それぞれの言葉も飛び出しながらのインタビューは、今の時代のエネルギーを感じさせる男子トークで、常に笑いが飛び交っていました。

YOSHIくんは、新時代を生きるクリエイターたちに迫る企画でも取材。

ほかにもこの号では、新時代の新しい価値基準を築いているクリエイター、Gucciのアレッサンドロ・ミケーレ、Loeweのジョナサン・アンダーソン、Louis Vuitton Mensのヴァージル・アブローをフィーチャーし、彼らが見つけた新時代の表現者たちやクリエイターを紹介しています。

また、「いまは誰もが表現者になれる時代」と公言するSHOWROOM代表取締役社長の前田裕二さんや、先日来日を果たしたジョルジオ・アルマーニ氏のインタビューも掲載。今までの時代をずっと作り続け、惜しくもこの世を去ってしまった偉大なるカール・ラガーフェルドが残した言葉の数々も集めてみました。

表紙はフェルナンダ・リー水原希子の特装版の2パターンあります。2人もまた、新時代に新しい価値を提唱する女性たちです。

時代は常にクリエイターが切り開き、新しい価値を作り、時代を引っ張っています。

この号を通して、私たちが伝えていきたいものがみなさまに賛同いただけますように、ぜひ本誌を手に取って見てくださいね。

Profile

田中杏子Ako Tanaka 編集長。ミラノに渡りファッションを学んだ後、雑誌や広告に携わる。帰国後はフリーのスタイリストとして『ELLE japon』『流行通信』などで編集、スタイリングに従事し『VOGUE JAPAN』の創刊メンバーとしてプロジェクトの立ち上げに参加。紙面でのスタイリングのほか広告キャンペーンのファッション・ディレクター、TV番組への出演など活動の幅を広げる。2005年『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書に『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)がある。
Twitter: @akotanaka Instagram: @akoakotanaka

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