田中杏子のプライベートスナップ「この秋はトラッドな気分」 | Numero TOKYO
Fashion / AKO's Style

田中杏子のプライベートスナップ「この秋はトラッドな気分」

「ヌメロ・トウキョウ」編集長・田中杏子のリアルな着こなしとプライベートアイテムを紹介。(「ヌメロ・トウキョウ」2019年9月号掲載)

オーセンティックな気分が継続中。トラッドっぽいものやストライプなど流行り廃りがないアイテムに、この秋冬のトレンドも取り入れています。夏なのでカジュアルスポーティなテイストもチェック! バーバリー(Burberry)のトップとグッチ(Gucci)のタータンチェックパンツ。さらにバーバリーのバッグとグッチのローファーを合わせて、この日はトラッド&オーセンティックな気分を高めてみました。 上のスナップで着たのが、デザイナー リカルド・ティッシによるバーバリーのトップ。クラシカルな英国調でありながらも、彼のテイストであるゴシックロックを混ぜるとこんなにも素敵なコレクションが生まれるんだと実感。ファーフェッチで購入。

こちらもファーフェッチでゲットした、ファロン(Fallon)のパールネックレス。スパイクスタッズが織り交ぜられた感じが、この秋冬のトレンドのダークロマンティックっぽい。留め具がなく、首に巻きつけるタイプというところもパンキッシュ。

上質なレザーストリングでできたサルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)のフラットサンダルは、タウンでこそ履きたい。さすがはポール・アンドリュー、ガンチーニの使い方まで秀逸!

モンセ(Monse)のストライプワンピース。フロントよりもバックが短いスタイルなのでパンツとかデニムの膝丈スカートに合わせて履きたいな。

グッチ(Gucci)のハンドバッグ。シルバー×ゴールドのバックルと、両端に施された留め具がおしゃれ。大きいのでたくさん入るのと、中に仕切りがあるので整理しやすい。しかもショルダーストラップが付けられるのは、本当に便利。

モスキーノ(Moschino)の「テディ」スニーカーは、レンジャー感漂うごっつい見た目がたまらなく可愛い♡ おしゃれに武装したい!

この日は、フェラガモのブラックドレスに、ミュウミュウ(Miu Miu)の総レースドレスをレイヤードスタイリング。首元にはミュウミュウのネックレス、そしてジル サンダーのバッグを合わせて、フェミニンな装いを完成させました。

デュオデザイナーが手がける新生ジル サンダー(Jil Sander)ーに夢中です。ピンクのシースルーTシャツはカジュアルなのにシックな雰囲気もあり。

アディダスの「ウルトラブースト」をベースに、ニットにはミッソーニのアイコンパターンを落とし込んだコラボスニーカー。オレンジのストリングスがポイントで、ブラックワンピースと合わせてみたいな。

プランC(Plan C)とジュエリーブランド アリータ(Aliita)がコラボレートしたテニスボールは、愛猫の紅がおもちゃとして使ったり、私が腰をほぐすのに使ったりと多様に活躍中。

「ディオール オブリーク」のポーチバッグ。オリーブグリーンの色味が素敵で、どんなスタイルにでも合わせやすい。

ヴァレクストラのスニーカー(Valextra)は、オレンジの「V」ラインが素敵。こちらはパンツと合わせて履くのを妄想中。今まであまりスニーカーには興味がありませんでしたが、こんなにもスニーカーばかり手に入れて履き始めると、今のトレンドを体現できます。ついに私にもスニーカー熱到来!

田中杏子のプライベートスナップ

Profile

田中杏子Ako Tanaka 編集長。ミラノに渡りファッションを学んだ後、雑誌や広告に携わる。帰国後はフリーのスタイリストとして『ELLE japon』『流行通信』などで編集、スタイリングに従事し『VOGUE JAPAN』の創刊メンバーとしてプロジェクトの立ち上げに参加。紙面でのスタイリングのほか広告キャンペーンのファッション・ディレクター、TV番組への出演など活動の幅を広げる。2005年『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書に『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)がある。
Twitter: @akotanaka Instagram: @akoakotanaka

Magazine

JUNE 2024 N°177

2024.4.26 発売

One and Only

私のとっておき

オンライン書店で購入する