田中杏子のプライベートスナップ「きれいめスタイルがマイブーム!」 | Numero TOKYO
Fashion / AKO's Style

田中杏子のプライベートスナップ「きれいめスタイルがマイブーム!」

「ヌメロ・トウキョウ」編集長・田中杏子のリアルな着こなしとプライベートアイテムを紹介。(「ヌメロ・トウキョウ」2019年7・8合併号掲載)

いよいよ夏到来! クリア素材のものやかごバッグ、ボーダーなど夏らしいアイテムに惹かれています。同時にマイトレンドできれいめスタイルがカムバック。令和になっても変わらずにファッションに夢中な私のアイテムをご紹介。 以前、クリスチャン ディオール(Dior)のパリ本店で思わず購入してしまったドレス。本当はノーカラーですが、自分でヴァレンティノ(Valentino)の襟を付けてスタイリングしました。グッチ(Gucci)のソックスをルーズにして、フェミニンすぎない足元を演出。この日のバッグはドレスと色を合わせて、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)の「プティット・マル」にしました。 マーク クロス(Mark Cross)のバッグの、ボディフォルムに合うようなカービーなシルエットはヴィンテージの双眼鏡ケースからインスパイアされたのだとか。ポシェットにして、オンとオフで使っています。 アランミクリ(Alain Mikli)のアイウェア。レジンフレームに差し込んだブラックのバイカラーとシェイプがモダンでお気に入り。

トム ブラウン(Thom Browne)のセットアップ。よく見るとトップはブラ、スカートはパンティの形のレースが施されていて、隠れたセクシュアリティにユーモアが効いている!

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最近愛用中のファーフェッチでポチってしまったアンリーズ・マイケルソン(Annelise Michelson)の片耳ピアス。普段はゴールド派だけど、この夏はシルバーにもトライしたいな。ワイヤーを結んだようなデザインがかっこいい。

これまでグッチ(Gucci)の歴代のローファーをゲットしている私ですが、アレッサンドロ・ミケーレ仕様は前がぼてっとしたナードっぽさがお気に入り。ソックスを合わせたくなるのも、このシューズならでは。

アニヤ・ハインドマーチ(Anya Hindmarch)は、ポップな色使いのイニシャリングがお気に入り。夏に最適なホワイトレザーのかごバッグ。バッグとセパレートしても使いたい、パイナップル型のキーチャームも付けました。

こちらもファーフェッチで購入した、ジオグラフィックなパターンが可愛いプラダ(Prada)のボディスーツ。夏に向けて、合わせのスタイリングを考え中!

トリー バーチ(Tory Burch)のボーダートップは、フラワープリントの襟を取り外しできるのがポイント。襟をオンするとシックに、オフするとカジュアルに見せられるのが優秀。

最近は、きれいめファッションがマイブームに復活! このグッチ(Gucci)のツイードワンピースはハイウエストで、デコルテからウエストにかけてブラックのトリミングがされているのもレディ感があってお気に入り。クロエ(Chloé)のトレンチコートと「ピクシー」バッグ、ヴァレクストラ(Valextra)のクロコのブレスレットを合わせて。やっぱりソックス×ローファーがお気に入り。

スーパー エー マーケット(Super A Market)のPVCトートバッグ。PVC素材には目のない私にはたまりません。大・中・小の3サイズで、マチが深くて使い勝手が良いから便利。ビーチやプールでも重宝しそう。

パープルのサークルピアスは、海外のスナップ常連者がよく身に着けているカルト・ガイア(Cult Gaia)から。左右で色の具合が違う、天然石のような淡い色が素敵でゲットしました。

田中杏子のプライベートスナップ

Profile

田中杏子Ako Tanaka 編集長。ミラノに渡りファッションを学んだ後、雑誌や広告に携わる。帰国後はフリーのスタイリストとして『ELLE japon』『流行通信』などで編集、スタイリングに従事し『VOGUE JAPAN』の創刊メンバーとしてプロジェクトの立ち上げに参加。紙面でのスタイリングのほか広告キャンペーンのファッション・ディレクター、TV番組への出演など活動の幅を広げる。2005年『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書に『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)がある。
Twitter: @akotanaka Instagram: @akoakotanaka

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