田中杏子のプライベートスナップ「ブラック&ホワイトなスタイリングが気分」 | Numero TOKYO
Fashion / AKO's Style

田中杏子のプライベートスナップ「ブラック&ホワイトなスタイリングが気分」

「ヌメロ・トウキョウ」編集長・田中杏子のリアルな着こなしと私物を紹介。 (『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2023年10月号掲載)

最近は、ブラック&ホワイトなスタイリングが気分です。柄アイテムやアクセサリーをシンプルなアイテムと融合して、コーディネートをブラッシュアップ。世の中の活気が戻ってきていて、気分明るくおしゃれもさらに楽しんでいきたいと思います。

タサキのパールが連なったイヤーカフ。パールからトゲがはえていてパンキッシュで可愛い。

鈴木えみちゃんが手掛けるラウタシーのパールピアス。3way仕様でパールを全て手前にしたり、パールとパールの間に耳を挟むスタイルや、パール一点をフロントにしたりと色々なスタイルを楽しめます。

ある日届いたバングルは、なんとバレンシアガのオートクチュールのインビテーション。シンプルなコーディネートの手首にこちらのバングルを投入するだけでクワイエットラグジュアリーな空気が完成。

ローラがプロデュースするステュディオ アール スリーサーティーのデニムは、ワイドなシルエットで美脚効果抜群。ベーシックなシルエットがお気に入りでヘビロテ中です。 

サードマガジンのシフォンドットブラウスにさきほどのデニムを合わせ、フレンチカジュアルで女性らしいスタイリングに。以前、私物連載で紹介したミュウ ミュウのベルトと厚底サンダル、イザベル マランの「Oskan Moon」バッグを合わせ、仕上げにグッチのアイウエアで70’S気分。

ヴァレンティノのクリエーションの美しさを再発見することを目的としたプロジェクト「Valentino Vintage」が代官山で開催されていた際に出合ったヴィンテージドレス。ドットはもちろん、ふわっとしたパフスリーブシルエットが綺麗でお気に入り♪

日差しの強い日には欠かせない、ティファニーのクッション型のサングラス。6月に開催されたルイ・ヴィトンのメンズコレクションでショーの最後に、新クリエイティブ・ディレクターのファレル・ウィリアムスがティファニーの丸くて小さなサングラスをかけて登場したのを見て、ティファニーの新作アイテムにも注目しています。

秋気分を取り入れて、ジャケットスタイルを楽しんでいます。中にはシャネルのTシャツをイン、シークインが輝くラ ヴェスト x グッチヴォールトのチェックパンツで大胆かつシックな雰囲気に。ディオールの2連バッグと、ステラ マッカートニーのブーツも黒でまとめました。

去年の秋にゲットした、アディダス オリジナルとリモワのコラボシューズ。チタン風のカラーリングにオレンジ色のシューレースがアクセントになっていて、ソールが半透明なのも新鮮! クッション性も高く、履きやすいです。

田中杏子のプライベートスナップ

Profile

田中杏子Ako Tanaka 編集長。ミラノに渡りファッションを学んだ後、雑誌や広告に携わる。帰国後はフリーのスタイリストとして『ELLE japon』『流行通信』などで編集、スタイリングに従事し『VOGUE JAPAN』の創刊メンバーとしてプロジェクトの立ち上げに参加。紙面でのスタイリングのほか広告キャンペーンのファッション・ディレクター、TV番組への出演など活動の幅を広げる。2005年『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書に『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)がある。
Twitter: @akotanaka Instagram: @akoakotanaka

Magazine

JUNE 2024 N°177

2024.4.26 発売

One and Only

私のとっておき

オンライン書店で購入する