田中杏子のプライベートスナップ「旬なデニムはエッジを効かせたスタイルで」 | Numero TOKYO
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田中杏子のプライベートスナップ「旬なデニムはエッジを効かせたスタイルで」

「ヌメロ・トウキョウ」編集長・田中杏子のリアルな着こなしと私物を紹介。 (『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2022年4月号掲載)

今号はデニム特集ですが、最近は本当にデニムをよくはくようになりました! トップもカジュアルめが多いけれど、やっぱり普通じゃない私らしいエッジを効かせたスタイリングを心がけています。

ロエベ(Loewe)のデニムパンツの裾をサカイ(Sacai)のブーツにインしてスタイリング。シャネル(Chanel)のショート丈ムートンジャケットや、リリー ブラウン(LILY BROWN)のグリーンブラウス、そして仕上げにイブサンローランの豹柄スカーフ、エルメス(Hermès)のHのバックルのベルトを合わせました。マイヴィンテージを中心に、今っぽいY2Kを体現してみました。相変わらずバーバリー(Burberry)のハーフムーンバッグもお気に入り。

最近気に入ってるデニムの一つ。裾で絞れる、ロエベ(Loewe)らしいユニークなデザインが特徴的で、スタイリングしやすいからヘビロテしています。

一見シャネル(Chanel)の普通のミニポーチバッグだけど、中身を広げると、バッグパターンをグラデーションプリントしたショッピングバッグ。エコバッグとして愛用しています。

ワイヨリカのボーカルのアズミさんがデザインしたイヤカフピアスとフープピアスは、1個だけで着けるのもありですが、重ねて着けると断然かわいい♡今のY2K気分にも合っています。

ロエベ(Loewe)のパウラズイビザコレクションのTシャツ。タイダイプリントとトロピカルなフラワープリントをハーフずつドッキングして一枚にしたデザインが斬新。夏になるのを楽しみにワードローブで温めています。

ニュージアン(NEWSIAN)のトップをリヴィントン(LIVINGTONE)のデニムにタックインしてコーディネート!カジュアルだけど、こだわりあるエッジの効いたアイテムにフォーカスしています。

スタイリストのシュン ワタナベのライフスタイルブランド、ニュージアン(NEWSIAN)のシャツ。小さくなったチェック柄のシャツのバックをカットして、カモフラージュ柄のトップスを組み合わせているのが好き。シュンさん自身が染めたり縫ったりとハンドメイドしている愛情たっぷりの1点もので、買ったときの想像以上に私も愛着を持って着ています。

こちらも気に入ってるデニムの一つ。リヴィントン(LIVINGTONE)のワイドデニムパンツは、折り返しが深いのが珍しくて一目惚れ。重ためのボトムがトレンドなので、何に合わせても今っぽくできちゃいます。

ディオール(Dior)の「オブリーク」柄のマルチケースがアタッチドされたiPhoneカバー。私はお守りをケースに入れていますが、Airpodsやコインなどが入れられる便利なケースで見た目も可愛くてよく褒められます。

オシャレ好きな友人が履いているのを見て、思わず私も手に入れたクレジュリー(Clergerie)の1足。人間工学に基づいて計算されたデザインで、ソールにカッティングが入っているので足裏が曲がりやすくて、プラットフォームなのに履きやすい優れもの! とっても軽いのも嬉しい♪

田中杏子のプライベートスナップ

Profile

田中杏子Ako Tanaka 編集長。ミラノに渡りファッションを学んだ後、雑誌や広告に携わる。帰国後はフリーのスタイリストとして『ELLE japon』『流行通信』などで編集、スタイリングに従事し『VOGUE JAPAN』の創刊メンバーとしてプロジェクトの立ち上げに参加。紙面でのスタイリングのほか広告キャンペーンのファッション・ディレクター、TV番組への出演など活動の幅を広げる。2005年『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書に『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)がある。
Twitter: @akotanaka Instagram: @akoakotanaka

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