田中杏子のプライベートスナップ「心ときめくカラーアイテム」 | Numero TOKYO
Fashion / AKO's Style

田中杏子のプライベートスナップ「心ときめくカラーアイテム」

「ヌメロ・トウキョウ」編集長・田中杏子のリアルな着こなしと私物を紹介。 (『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2021年12月号掲載)

2022年春夏コレクションが発表されて、以前のあのトキメキがカムバックした気持ちになりました。そんなわけでこの冬はカラーアイテムで気分を上げたいもの。いよいよ気持ちだけでもポストコロナへ。

トッズ(Tod’s)のハンドバッグは、ムーンシェイプなのに容量が大きくてなんでも入るし、持ちやすいから愛用中。キャンバス地とゴールドのハンドル、ロゴがエンボスされたサイドのレザーの組み合わせがなんとも良い感じ。

エトロ(Etro)のポーチは、アイコニックかつクラシカルなペイズリー柄に、ポップなタイコーズブルーのイニシャリングがポイント。マスク、コスメ、ステーショナリーなど、何でも入れてます。

サカイ(Sacai)の赤いトップスは、ケープっぽい中にプリーツがあしらわれ、外にも中にもごちゃごちゃとロゴがプリントされているのが可愛い! 大人なストリート感が気に入ってます。

ブーツはジミー チュウ(Jimmy Choo)から。総シルバーグリッターで、2021年ラッキーカラーなのが嬉しい。クリスタルのバックルでさらにブリンブリン感がアップ。今年も残りわずかですが、年末までお守りとして履き倒したいです。 

ボリューミーなサカイのトップに合わせて、ボトムはスキニーやクロップドパンツなど、すっきりしたものにしたくてナヌーシュカ(Nanushka)の黒パンツをチョイス。久しぶりのお出かけなので、はりきって赤を取り入れてみました。気分を上げたくて、シルバーのジミー チュウのブーツをイン。 

マイケル コース(Michael Kors)のチェーンバッグ。ブラックベースで、ゴールドのバックルとチェーンが◎ 今っぽいデザインで、どんなコーディネートにも合わせやすいのも素敵です。

リリーブラウン(Lily Brown)のグリーンが鮮やかなシフォンブラウスとウエストまで入ったセンターラインが脚長効果を発揮してくれる、同じくリリーブラウンのパンツ。セットアップで着ると存在感が極まりますが、別々で着てもおしゃれ。

実はこの組み合わせは、WWD × リリーブラウンの撮影で、インスタグランマ 内藤朝美さんをスタイリングさせていただいた時にいいなと思い、自分でも同じように着てみました。前号でご紹介したボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)のバッグのイエローで、カラーミックスに。足元はあえて落ち着かせ、ペディキュアを見せることで抜け感も出したくて、ソニア リキエル(Sonia Rykiel)のブラックサンダルにしました。

アレクサンドル ドゥ パリ(Alexandre de Paris)の50周年を記念したヘアアクセサリー。昔からこのブランドのアイテムが好きなのでお気に入り。

ジバンシィ(Givenchy) 2022年春夏コレクションの、インビテーションギフトとしていただいたスクエアポーチ。表はブルーで、裏はオレンジベースにコレクションにも登場したジョシュ・スミスによるペインティングが。さらにジッパー部分にはグリーンも。全体にGパターンのエンボス加工もあって、おしゃれ感満載です。

田中杏子のプライベートスナップ

Profile

田中杏子Ako Tanaka 編集長。ミラノに渡りファッションを学んだ後、雑誌や広告に携わる。帰国後はフリーのスタイリストとして『ELLE japon』『流行通信』などで編集、スタイリングに従事し『VOGUE JAPAN』の創刊メンバーとしてプロジェクトの立ち上げに参加。紙面でのスタイリングのほか広告キャンペーンのファッション・ディレクター、TV番組への出演など活動の幅を広げる。2005年『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書に『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)がある。
Twitter: @akotanaka Instagram: @akoakotanaka

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