田中杏子のプライベートスナップ「エフォートレスな気分の秋」
「ヌメロ・トウキョウ」編集長・田中杏子のリアルな着こなしと私物を紹介。 (『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2021年11月号掲載)
例年レディなドレスアップが楽しくなる秋ですが、今年はどこかまだエフォートレスな気分が続いています。カジュアルなものをプラスして、時代の空気を纏ったファッションを楽しんでいます。
ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)の「ザ・チェーン カセット」バッグをゲットしました。ビタミンカラーのイエローに、ビッグイントレチャート、そしてゴールドチェーンに一目惚れ! ダニエル・リーのダイナミックな新鮮さにずっと虜です。夏も大活躍でしたが、これからの秋にもこっくりとした深みをプラスできそう。
イッセイ ミヤケ メン出身の高橋悠介さんが手がける新ブランドCFCLのニットドレス。3Dコンピューター・ニッティングで仕上げる、器のような立体的シェイプで一気にソフィスティケートされた印象に。伸びもよく着心地も◎ ブランド名は「現代生活のための服」から来ているそうで、再生繊維を使い、生産過程での廃棄をなくしている、いろんな意味で時代に合った服! 素敵です。
ヴァレンティノ ガラヴァーニ(Valentino Garavani)のアイウェアはボルドーレッドをチョイス。色も好きですが、六角形のフォルムとサイドのVロゴもタイプです。空気は秋だけど、日差しはまだまだ眩しいこの時期にぴったりのアイテム。
夏休みの一コマ。遠出できないのでエディションホテルでのステイを楽しみました。CFCLのドレスを一枚で、ヴァレンティノのアイウェアとボッテガ・ヴェネタのバッグをプラス。特別にドレスアップする時でも、やっぱりエフォートレスな空気を纏いたいのが今の気分です。
プラダ(Prada)の「ガレリア」バッグ。赤は好きですが、こういう真っ赤なバッグは久しぶり。カチッとしているけれど、華やかさがあって秋のファッションに投入したいです。
会員制バー、カスバのオーナー増田玲子さんのブランドのパラダイス!(Paradise!)からトラックスーツを。部屋着や撮影の時の楽ちんウェアとしてでもいいし、おしゃれにヒールを合わせても素敵。ブルーのベロア素材がオシャレで、バリエーションが広がって楽しい一着です。
グッチ(Gucci)の100周年を記念した京都のイベントで。ボウタイブラウスに、サイドラインが施されたスポーティなパンツ、バンブーのハンドバッグはすべてグッチで揃えました。シューズに、ピンクを合わせたのがポイント。146号でもご紹介したお気に入り、フィラ × アトモス × バッドムードのスニーカーです。
リリー ブラウン(Lily Brown)がカシオのBABY-Gとコラボしました。クラシカルなフォルムの「BGD-501」をベースにしたマットスケルトンボディとヴィンテージライクなゴールド効いています。軽いのも嬉しい♡
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