スティーブ・ジョブズも愛したティファニー・ランプ展へ! | Numero TOKYO
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スティーブ・ジョブズも愛したティファニー・ランプ展へ!

ただいまニューヨークで修行中!?のファッション・エディター清原あいかが、独断と偏見でお届けするホットなNYファッション情報!

ニューヨークからこんにちは、ファッション・エディターの清原あいかです。先日『Tiffany Paper Flowers』のイベントで新しくなったニューヨーク本店にお邪魔させていただきましたが(イベントのレポートはこちらです)4階フロアにディスプレイされているティファニーのランプが、あのスティーブ・ジョブズも愛用していた!ということを知り、もっといろいろなランプを見てみたいー!むしろ買いたいー!いや、まずおいくら??と検索していたところ、現在ニューヨークで、ティファニー・ランプ展「Gallery of Tiffany Lamps」なるものが開催されている情報をゲット。早速行って参りました!

場所は、アッパーウエストサイド、アメリカ自然史博物館のすぐ隣にある「New-York Historical Society(ニューヨーク・ヒストリカル・ソサエティ)」。

こちらにはティファニーの創業者の息子、「Louis Comfort Tiffany(ルイス・コンフォート・ティファニー)」と、彼が主宰したデザインスタジオ「Tiffany Studio」が1900年初期に制作したステンドグラスのランプが展示されています。

ご覧ください!あまりにも美しすぎるWisteria(藤の花)のシェイプ‼︎

ステンドグラスランプの中で最高の美しさを誇るとされ、その独特の高い芸術性の結合と色彩、そして最高の技術を持った彼の作品。1920年代にアメリカの情勢の関係で一時低迷時期もあったとのことですが、1960年代から近年にかけて、またその芸術性に注目が集まり、世界中のコレクターや美術愛好家を魅了。現在では、オークションでも数億円で売買されています!(リサーチしたら一番チープだったのが$4000。これだったらいつか買える日が!?)

100点近く展示されておりますが、私の一番のお気に入りは、愛らしいDrafonfly(トンボ)たち。ドラマティックな羽に愛らしいおめめがたまりません。死ぬまでに一つは所有してみたい・・・また人生の目標ができました!(涙)

ユニークなモチーフも発見! アルファベットがあしらわれたBookmark、シャンデリアのようなシェイプのものはPineapple(パイナップル)とのこと! アーティスティックなシェイプは感動モノです。Poinesettia(ポインセチア)やDaffodil(スイセン)のレトロ感も素晴らしい!

↑こちらは「Design a Lamp」コーナー。自分で好きな色をセレクトして、ランプに色をつけることができるんです。なんか私の全体的にピンクになっちゃってます(笑)が、このコーナー楽しいのでオススメです‼︎

ジュエリーよりもガラスに魅せられ、芸術家として多くの功績を残したルイス・コンフォート・ティファニーとTiffany Stuidioが残した神秘的かつ貴重なステンドグラスのランプたち。本物を見れば、ステンドグラスが放つあたたかい光や美しい造形に虜になること間違いなしです。本当に素敵ですので。ニューヨークに行かれた際には、ぜひこちらにもお立ち寄りください!

Gallery of Tiffany Lamps
場所/New-York Historical Society
住所/170 Central Park West New York, NY 10024
URL/www.nyhistory.org/

Photos&Text:Aika Kiyohara

Profile

清原愛花Aika Kiyohara コントリビューティング・ファッション・エディター/スタイリスト。大学時代よりさまざまな編集部を経て、2009年より『Numéro TOKYO』に参加。田中杏子に師事後、独立。本誌ではジュエリー&ファッションストーリーを担当。フリーランスのスタイリストとしては、雑誌や広告、女優、ミュージシャンの衣装を手がける。最近は、愛犬エルトン・清原くん(ヨークシャテリア)のママとして、ライフをエンジョイ中。Instagram @kiyoai413

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