グライムス最新MVでジャネール・モネイと共演 | Numero TOKYO
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グライムス最新MVでジャネール・モネイと共演

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Grimes(グライムス)が自ら監督・編集を務め、ジャネール・モネイ(Janelle Monae)をフィーチャーした最新ミュージックビデオ「VENUS FLY」を公開。

作詞・作曲、録音、編集とアルバム制作全てを自身で手掛け、マルチな才能で注目を集める女性アーティスト、グライムス。ミュージックビデオでもその才能は発揮され、ゴスでポップなマリー・アントワネットと天使の世界を繰り広げた「Flesh without Blood/Life in the Vivid Dream」など、これまで発表してきた、ミュージックビデオも独創的。

今回、監督・編集を自らが務めた、最新ミュージックビデオ「Venus Fly」では、ソウル/R&Bシンガー、ジャネール・モネイをフィーチャーした。本映像を、グライムスは「ハイスピードカメラを使って、時間の概念が奪われる感覚を表現したかった」と語っている。これまた、相変わらずのゴスに、トライバルや宇宙刑事ギャバン系がミックスされているような、グライムスらしいエキセントリックな仕上がり。

フィーチャーされている、ジャネール・モネイも、ジャンル、国境、性別、人間/アンドロイド・・・あらゆる境界を超越した“近未来型ソウル・ディーヴァと言われているほど。リーゼントヘアにタキシードというユニークなルックスと、R&B、ソウル、ヒップホップ、ファンクなどを独自に解釈したレトロ・フューチャーなサウンドで、こちらもグライムスに負けじ劣らぬオリジナリティある存在感を放っている。二人の共演に妙に納得してしまう。


Janelle Monae『The Electric Lady(ジ・エレクトリック・レディ)』(ワーナー)


以前、来日公演の際に、インタビューしましたが、『エヴァンゲリオン』からインスパイアされたという、このジャケットワークももちろん自ら書き下ろしたもの。ほかにも大友克洋の『AKIRA』といったアニメやマンガをはじめとした、日本のカルチャー好きだとか。

グライムス『アート・エンジェルズ』
「Venus Fly」が収録されたグライムスの最新アルバム『Art Angels』は、iTunes Storeの【洋楽最新ヒット50アルバム】特集に選出され、現在¥1200のスペシャル価格で配信中!
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Profile

佐々木真純Masumi Sasaki フィーチャー・ディレクター/ウェブ・コンテンツディレクター。大学在学中から編集プロダクションにて雑誌などに携わる。『流行通信』編集部に在籍した後、創刊メンバーとして『Numero TOKYO』に参加。ファッション、アート、音楽、映画、サブカルなど幅広いコンテンツを手がける何でも屋。操上和美が撮影する「男の利き手」や「東信のフラワーアート」の担当編集。ここ数年の趣味は山登りで、得意芸の“カラオケ”は編集部名物。自宅エクササイズ器具に目がない(なんならコレクター)。

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