田島大地流「フェスの楽しみ方」
自然の中での生演奏とともに食を楽しむ
音楽に集中するもよし、自然や食、人間模様を楽しむのもよし。フェスの楽しみ方は人それぞれ。Numero TOKYO7・8月合併号にも登場した『私流のフェスの楽しみ方』の特別編を公開!
三宿「Kong Tong」東京現代美術館内「content」などのカフェ・レストランを運営する「GARLAND」の田島大地氏。『New Acoustic Camp』『健康音楽』などフェスにもたびたび出店。食のプロから見たフェスの楽しみ方とは?
「フェスへの出店は知り合いに呼んでいただくことがほとんどです。去年は逗子海岸映画祭、NU VILLAGE、NEW ACOUSTIC CAMP、今年の健康音楽祭などに出店しました。僕らにとってメインは店舗で、ケータリングサービスではパーティやレセプションが中心です。フェスに出店するならライブやキャンプなどを僕らも楽しみたいですし、野外だからできる料理をしようと心がけています。フェスの雰囲気に合わせてメニューを変え、食材を現地調達してグランピングのようにすることもあります」
「以前、逗子海岸映画際ではポルトガル映画の日の料理だったので、ポルトガル料理にしたり、NU VILLAGEではビュッフェ形式にしたり。ドラム缶の薪釜を持参して、薪で料理することもあります。キャンプサイトが併設されているフェスでは、ぜひ薪を使ってみてください。素材を燻す効果があり、塩と胡椒だけでも美味しくなります。火を起こすなんてことは普段体験できないから楽しいと思います」
音楽を愛するクリエイターたちの口コミ情報をもとに、「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」7・8月合併号では「達人オススメの今行くべき夏フェス・ガイド」を特集。マニアックなものから大型メジャーイベントまで、国内外問わず。フェス通ならではの視点でピックアップした選りすぐりのフェスをご紹介しています。