「ル・テアトル・ディオール」
オープニングイベントにモデル、森星が来場
「ル・テアトル・ディオール」展が阪急うめだ本店9階祝祭広場にオープン。プレスプレビューに、モデルの森星が登場した。この展示では、メゾンを象徴する約50点のミニチュアドレスを通して、類稀なるクチュールメゾンの歴史と、クリスチャン・ディオールの先見性に満ちた才能が紹介されている。
2016年6月11日(土)、阪急うめだ本店にて、「ディオール(Dior)」による特別展がスタート。オープニングを記念し、会場にはモデルの森星が登場した。メゾンを象徴する約50点のミニチュアドレスが集結する「ル・テアトル・ディオール」展。クリスチャン・ディオールが自身のメゾンを構え、ファッション界に衝撃を与えた“ニュールック”を発表した1947年から今日までの軌跡が表現されている。
「洋服の建築家」として、クリスチャン・ディオールはひと目でディオールと分かる、フェミニンで美しいシルエットを次々に世に輩出。コレクションは回を重ねる毎に熱狂を持って受け入れられ、世界中のセレブリティやロイヤルファミリーに愛されるようになった。クリスチャン・ディオールにとって女性らしさは、絶対的で永遠なもの。時代に合わせて、女性たちの幸せの鍵の在り処を探りながら、女性たちを美しくしたいという信念を貫いてきた。細部にまでリュクスを散りばめ、夢のように愛らしく魅惑的なエスプリを抱いていた偉大なクチュリエ。丁寧な仕事とデザイン、構築されたその作品群は、フランスのファッション界に彼の名を刻む理由となっている。
どのドレスも、実際のドレスのディテールと比率に忠実に制作された完璧なミニチュア。展示では、ディオール自身の作品のほか、イヴ・サンローラン、マルク・ボアン、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズら後継者の作品も並ぶ。初期の作品を含むすべてのドレスが当時と全く同じ技術と素材で、忠実に再現されているのも見どころ。クリスチャン・ディオールが影響を受けたものやインスピレーション源とは? 「ディオール」がメゾンとして愛され続けているその秘密を探りに、ぜひ会場を訪れて。
「ル・テアトル・ディオール」
期間/2016年6月11日(土)〜25日(土)
会場/阪急うめだ本店9階祝祭広場
住所/大阪府大阪市北区角田町8−7
開催時間/阪急うめだ本店の営業時間に準ずる
入場料/無料
HP/www.hankyu-dept.co.jp
Information/クリスチャン ディオール
Tel/0120–02–1947
Photo:Atsushi Tomura
Text:Yukiko Shinmura