日系アメリカ人の人気DJスティーヴ・アオキ(Steve Aoki)が長年の恋人であるオーストラリア出身のモデル、ティアナン・カウリング(Tiernan Cowling)と挙式した。アメリカの鉄板焼きチェーン店ベニハナの創業者である故青木廣彰を父に持ち、モデルや女優として活躍するデヴォン青木を妹に持つスティーヴは18日(金)、5年間の婚約期間を経てハワイのマウイ島で家族や親しい友人たちだけを招いてこじんまりとした式を挙げたという。スティーヴの代理人はUSウィークリー誌に「スティーヴは小規模でプライベートなくつろいだ雰囲気の式で家族が見守る中、長年の恋人と結婚しました」と発表している。
世界最高峰のDJとしての活躍だけでなく、2015年はスティーヴにとってプロデューサーとしての飛躍の年にもなっており、スヌープ・ドッグ、リヴァース・クオモ、リンキン・パークなどが参加した3作目のスタジオLP『ネオン・フューチャー』をリリースしている。
フォーブス誌が発表した2015年DJ長者番付でも5位に輝いているスティーヴだが、エレクトロ界ではまだまだやることがあると感じているようで、先日に行われたBANGショービズとのインタビューでは「アメリカの商業的なラジオの面で言えば、EDMがチャートを独占しているわけではないんだ。1、2曲が本当に力を振るうくらいさ。カルヴィン・ハリスの曲とかアヴィーチーの曲みたいなとかね、メジャー・レイザーの曲(『リーン・オン』)はずっと1位になっているけど、これってレアな話さ。まだ俺たちの音楽は先が長いよ」「結局のところポップ音楽はポップと呼ばれるだけあって人気があるもんさ。だからこういう音楽を書くときは商業的な場所受けする曲になるんだよ」と話していた。