西島秀俊が語るターニングポイント「北野武監督との出会いは大きかった」 | Numero TOKYO
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西島秀俊が語るターニングポイント「北野武監督との出会いは大きかった」

さまざまなテイストの作品で幅広い役柄を演じ分け、いまや日本の映画・ドラマ界には欠かせない存在となった俳優・西島秀俊。現在放送中の主演ドラマ『無痛~診える眼~』も好調の彼が、10月28日発売の「Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)」2015年12月号に登場。ドラマへの意気込みや、役者としてのターニングポイントについて語っている。
 

 
活躍のきっかけを作った『Dolls』への出演
「毎日楽しくて仕方ない」と語るドラマの撮影は、とてもよいムードで進んでいるそう。彼が演じる為頼は、天才的な観察眼を持つ医師という設定。能力をひた隠しにしてひっそりと生きるような人間像を考えていたが、「当初、僕が考えていたよりも遥かに抜けているところもあるし、大らかな役になりました」というように、思いのほか楽しいシーンが多く、素の彼に近い部分も盛り込まれているのだとか。インタビューでは、為頼とコンビを組む早瀬刑事役を演じる伊藤淳史との共演秘話などについても触れられている。

ドラマの中で、早瀬との出会いは為頼の人生を一転したが、自身にとって大きなターニングポイントとなったのが、北野武との出会い。2002年に北野映画『Dolls』で主役に抜擢。「それを機に今のようにコンスタントにお仕事をいただくようになったと思います」と自ら振り返るように、この出来事こそが現在の活躍の第一歩になったといっても過言ではない。北野武とは今年、来年と役者としての共演が続いており、「再び大事な年になるんじゃないかという予感がします」と、特別な縁を感じる存在のよう。そのほかに影響を受けた監督や、彼自身が考える俳優・西島秀俊の今後については、インタビューをチェックして

※「」内はNumero TOKYO 2015年12月号より抜粋

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