ジョン・レジェンド(John Legend)とタイリース・ギブソン(Tyrese Gibson)が12日(土)、社会貢献した人々を称えるトリンプ・アワーズで受賞を果した。ジョージア州アトランタで開催された同式典でその人道活動の功績を称えられプレジデンシャル・アワードを受賞したジョンは、式典には出席できなかったもののアル・シャープトン牧師と一緒に登場した前もって収録された映像で会場に受賞メッセージを贈った。一方のタイリースは、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアからエンターテイナー・オブ・ザ・イヤーを授与され、シングル曲『シェイム』を披露した。
そのほかにも、少数派の機会均等を確立するための政治運動指導者としての歴史的、変革的な実績が認められ、ジョセフ・E・ロワリー牧師がチェアマンズ・アワードを受賞し、さらにはコメディアンのワンダ・サイクスが若者のホームレスとLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)のコミュニティに対する支援がアクティズム・イン・ザ・アーツ賞を獲得した。
ティチーナ・アーノルドが司会を務めたその式典では、T.I.が『ユナイテッド・ウィ・スタンド』を朗読し、若者が何かに集中するようにメッセージを呼びかけ、そしてムーブメント『ブラック・リブズ・マター(黒人の命だって大切だ)』の背景にある意味を強調した。
さらにタイリース、エステル、ジャズミン・サリヴァン、リデシー、タシャ・コブスがパフォーマンスをしたのに加え、ユース・アンサンブル・オブ・アトランタが『プット・ユア・ガンズ・アップ』の歌を銃犯罪によって命を失った人々に捧げた。