
日本最大級のデザインとアートの祭典「DESIGNART TOKYO 2026」が今年も開幕。旧東京高速道路KK線における数寄屋橋交差点〜銀座一丁目の区画をメイン会場に、東京・銀座、六本木、外苑前、表参道、原宿、代官山、池尻など都内各所にて、2026年10月30日(金)〜11月8日(日)まで。
世界屈指のミックスカルチャー都市・東京を舞台に、デザイン、アート、インテリア、ファッションなど多彩なジャンルのプレゼンテーションが繰り広げられる「DESIGNART TOKYO(デザイナートトーキョー)」。記念すべき第10回を迎える今年は、世界13カ国から約150組のクリエイターが参加する。
なかでも注目は、旧東京高速道路(KK線)を舞台にしたメイン会場「AUTOBAHN(アウトバーン)」だ。都市インフラとして高度経済成長期を支えてきたKK線。その約4000平方メートルの空間に、建築デザインスタジオ『ALTEMY(アルテミー)』が手がける造形的な仮設建築が登場。展示やマーケット、カフェ、トークイベントなど、多彩なコンテンツを展開する。
メイン会場でまず注目したいのは、DAIKANとデザインスタジオ130(ONE THIRTY)による、ミラノデザインウィーク2026で話題を呼んだ『FLUX TABLE』。職人が鏡面研磨で仕上げた積層アルミと、130独自のフレーム造形を組み合わせ、液体を思わせるアルミの表情と、フレームが生み出す構造美の対比が際立っている。
また、プロダクトデザイナーの生駒崇光が率いるICOMA inc.は、ロボットアームを基にした盆栽『SHOSA Bonsai Arm』を公開。利用者の動きを独自の解釈で模倣し、命とは何かを鑑賞者に問いかける。このほか、オフィス家具ブランドNII(ニー)の「2026 Collection」や、プロダクトデザイナーの下出翔太による「CONTEXTS」の新作プロトタイプも見逃せない。

そして、10回目を飾るフラッグシッププロジェクトとして、初の試みとなる「AUTOBAHN – The Design Store」が登場。パリのコンセプトストア「Merci(メルシー)」の共同創業者、ジャンリュック・コロナ・ディストリアがキュレーションを手がける、この期間限定のマーケットでは、日常を彩るカジュアルなデザインアクセサリーから、希少な限定生産の逸品まで、多彩なデザインに出会うことができる。

メイン会場以外にも、各地で多彩な展示が繰り広げられる。外苑前では、スペインの家具ブランド、アンドリュー ワールド(Andreu World)が、パトリシア・ウルキオラ(Patricia Urquiola)デザインのラウンジチェア「Nina Lounge」を展示。六本木では、横関亮太が平らなシート材から立体を生み出すプロセスを探る「From Flat」を開催する。
また銀座では、ヘルスケアとインテリアを横断する&MEDICALが、オーバル型バランスボール「MALLOW 2.0」の新作に加え、多様なテクスチャーをまとった限定アートピースを発表。マテリアルがもたらす知覚の揺らぎを通して、この世界を「身体で感じる」よろこびを呼び覚ますことを目指す。
第10回ならではの特別なメイン会場を起点に、都内各所で個性豊かなクリエイションに出合うことができる「DESIGNART TOKYO 2026」。お見逃しなく!
※掲載情報は10月29日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。
「DESIGNART TOKYO 2026」
会期/2026年10月30日(金)〜11月8日(日)
会場/銀座・東京・六本木・外苑前・表参道・原宿・代官山・池尻ほか
料金/入場無料(メイン会場、一部の展示を除く)
※会場によって期間、開催時間、休日、入場料などが異なる
URL/designart.jp/designarttokyo2026/
メイン会場「AUTOBAHN / KK線」
会期/2026年10月30日(金)〜11月3日(火・祝)
会場/KK線(旧東京高速道路)数寄屋橋交差点〜銀座一丁目
※入場口はTokyo Innovation Baseの斜め向かい、東京交通会館の隣にある銀座インズ2北側、ロイヤルホストの看板下が目印
料金(当日券の場合)/5日間通し券 6000円、1日券 一般 3500円、1日券 学生 1500円、オープニングパーティ参加チケット 2000円
URL/artsticker.app/events/155300(チケット販売サイト ArtSticker)
Text:Manami Abe
