NAZEインタビュー「合言葉はLet’s get it! 僕らの旅は始まったばかり」
韓国、日本、タイという多国籍な7人による、グローバルボーイズグループ・NAZE(ネイズ)。今年1月放送のTBS系金曜ドラマ『DREAM STAGE』への出演を経て、5月に世界デビュー、9月には『I LIKE IT』で日本デビューを果たした。初めてのステージや演技への挑戦を支えたのは、「まずはやってみよう」という言葉と仲間の存在。自分たちをゲームのキャラクターに例えるなら? 最近の「好きなこと」は? 冒険を始めた7人の素顔と、挑戦の中で育んだ自信に迫る。

カイセイ「チャームポイントは、えくぼです」

ユンギ「ソウル出身です。僕の魅力は明るいところです」

アト「歌が大好きです。他にも板チョコアイスが好きで、毎日食べたいです」

ターン「僕の魅力は、低音ボイスとダンスです」

ユウヤ「僕もカイセイ君と同じ、えくぼがチャームポイントです(笑)」

キムゴン「僕のチャームポイントは、パワフルなラップです!」

ドヒョク「NAZEの末っ子です。チャームポイントは、きれいな目です」
「初めての連続」で、冒険の毎日が続く

──NAZEのAには「Adventure」という意味が込められています。グループ結成から日本デビューまでの日々はどんな「冒険」でしたか?
カイセイ「NAZEの冒険は、ゲームでいうとチュートリアルが終わって、やっと本格的な冒険に出発したばかりだと思います。昨年9月の『マイナビ TGC 2025 A/W』に出演したのが、僕たちの旅が始まった瞬間でした。今もまだまだ、旅の序盤です」
ドヒョク「僕もTGCでの初めてのステージが、とても記憶に残っています。難しいことや大変なことがあっても躊躇せずに挑戦したこと、それが全部、僕らのアドベンチャーでした」
アト「1年前のTGCでは、NAZEとして初めてパフォーマンスしたんですよね。僕らの初ステージが日本で、あのときは緊張感もありました。でも、すごく楽しかった。僕も毎日がアドベンチャーだと思っています」
ユンギ「NAZEが世界デビューしたのは今年の5月、日本デビューは9月でした。その前にTGCのステージやドラマに出演させていただきました。それが全て、僕らのアドベンチャーでした。初めて経験することばかりでしたが、メンバーがお互いに助け合ってひとつずつやり遂げることができたし、無事にデビューを迎えられて本当によかったです。これまでの経験があるから、これから困難なことがあってもみんなで助け合って乗り越えられると思います。怖くありません。“Let’s get it”です!」
ユウヤ「これは終わりがない旅だと思っています。ドラマ『DREAM STAGE』への出演は、僕たちのことをたくさんの方に知ってもらう機会になりました。5月のデビューもたくさんの方々に注目していただきました。これからも、たくさんの方々に応援してもらえるような、輝き続ける存在でありたいと思います」
キムゴン「新しいことがいっぱいで、毎日が新しい旅の連続です。ドラマで演技をしたこと、音楽番組に出演したりインタビューを受けたり、全てが初めてのことばかりで、不安と緊張もありました。でも、僕ひとりじゃなくて、みんなが一緒だったから、自信をもって挑戦することができたし、今の力を出しきることができました」
ターン「僕も毎日がアドベンチャーだと思います。僕らのグループは、ゲームに例えると“タンク(※1)”なんです。タンクって、力強いキャラクターのイメージがありますよね。僕らも練習するときはエネルギーがいっぱいなので、そういうところが似ていると思います」
(※1)タンク:ゲームにおいて、主に敵の攻撃を引き受けて味方を守る役割(防御役)
──なるほど。では、NAZEをロールプレイングゲームのパーティーに例えると、自分はどんな役割だと思いますか。

ターン「僕はアタッカーです。すぐにみんなの前に出て、攻撃できる人なんじゃないかと思います」

カイセイ「僕はアサシンだと思います。よく、みんなの後ろに音もなく現れると言われるんです。走ることも得意なので、素早く動けるところもアサシン(※2)っぽいのかなと思います」
(※2)アサシン:敵に気づかれないように接近し、素早く大きなダメージを与えて倒す暗殺者タイプの役割
全員「おぉー! アサシン!」

ユウヤ「それなら僕はヒーラー(※3)かな。僕はあまり前に出るのが好きじゃなくて、周りをよく観察しながら、みんなを陰ながら支えるタイプなんじゃないかと思っています」
(※3)ヒーラー:味方のHPを回復し、パーティーが戦闘を続けられるように支える回復役

アト「自分でいうのはちょっと難しいですね。僕はなんだろう…」

ユンギ「守備?」
ターン「そんなイメージがあるね」
アト「僕はMBTIでいうと100パーセント“T”なんですね。ユウヤくんは癒しの“F”のヒーラーなので、僕は問題解決型の“T”のヒーラーにします」
ユンギ「僕はタンカーです。活動の中で新しいことに取り組むときも、『まずは一旦やってみよう』と思うからです」

キムゴン「ユンギくんがタンカーなら、僕はサブタンカーです。僕も『まずは一旦やってみよう』と思うタイプなので、ユンギ兄さんを手伝って、サブタンカーを務めます!」

ドヒョク「僕は、サポーター(※4)です。お兄さんたちをいつも応援しています。ファイティン!」
サポーター:味方の能力を高めたり、敵の行動を妨害したりして、戦闘を有利に進める役割。
アト「チアリーダーみたいに?」
ドヒョク「違います。みんなを応援するサポーターです」
──ではまたゲームに関連して。これまでメンバーからもらった言葉や行動の中で、自分にとっての“回復アイテム”になったものは?
カイセイ「僕たちがよく言ってる言葉に、『とりあえずやってみよう』というのがあって、それがNAZEの信念になるんです。僕はもともと性格的には慎重派だったんですけど、最近は、自分の中にも『やってみよう精神』が根付いてきたような気がします。だから、緊張しそうなときや、躊躇しそうになったら『とりあえずやってみよう』と思うことが、自分の回復アイテムになっていると思います」
ターン「確かに、NAZEでは『一旦行ってみよう』という言葉を毎日、言っているような気がします。英語なら『Let’s get it』という感じですよね。だから、元気がでる言葉は『1、2、3、Let’s get it!』です」
アト「僕の回復アイテムは『もっとできる!』という言葉です。最近、筋トレをがんばっているんですけど、元々はちょっと苦手でした。でもメンバーと一緒にジムに行くと、みんなが『もっとできるよ!』と言ってくれるんです。末っ子のドヒョクも隣で応援してくれて。そうすると、もっと頑張れるような気がします」
ドヒョク「僕が何かうまくできなかったとき、お兄さんたちが『教えてあげるよ』と言ってくれるんです。それが僕の回復アイテムです。お兄さんたちのおかげで、もっと挑戦しようと思う気持ちになれます」
ドヒョク以外の全員「良かった良かった〜」
ユウヤ「言葉というより、本当の回復アイテムなんですが、誕生日プレゼントとしてアトくんから、タコさんのマッサージグッズをもらったんです。浮腫んでいるときにカッサみたいに使うものなんですが、それ以来、頭のコリが改善しました」
アト「良かった〜!」
ユンギ「僕にとっての回復アイテムは、夜食です! コチュバササックというチキンが大好きで、それを夜食に食べたら次の日は元気になります」
アト「それはメンバーからもらったものじゃないですよね?」
ユンギ「メンバーからはLOVEをもらってます(笑)」
全員「(笑)」
キムゴン「ユンギさんに近いんですけど、僕は、みんなで一緒にご飯を食べる時間が回復アイテムです。面白い話も面白くない話も、みんなで日常の話をする時間が、僕にとっての癒しです」
7人の日常を彩る「I LIKE IT」

──日本デビューシングル『I LIKE IT』にちなんで、最近の「I LIKE IT」を教えてください。
カイセイ「秋になって運動することにハマっています。アト君が言うように、みんなで一緒にジムに行ったり、ひとりでも行ったり。走ることが好きなのでランニングもします。運動が僕の『I LIKE IT』です」
ターン「僕もカイセイ君と同じ、トレーニングです。このシングルのジャケット写真を撮影するときに、運動をがんばったんですけど、そのときに、鍛えるのは本当に面白いんだとわかったし、筋肉がついてくると嬉しいんです。だから僕も運動が『I LIKE IT』です」
ユウヤ「僕はゲームです。練習が終わって、リラックスする時間に、ゲームをしたりアニメを観るのが好きなんですけど、最近はキムゴン君や友達と一緒にオンラインでゲームをするのが『I LIKE IT』です」
アト「『I LIKE IT』の曲の中で、『おかんコールする』『小言たくさん聞いたら一日の終わり』という僕のパートがあるんです。実際に、お母さんに電話して、いろんな小言を聞いたり、僕からもお母さんに注意してあげたりして(笑)。出前でメロンを注文して、それを食べながらお母さんと電話するのが『I LIKE IT』です」
ユンギ「僕は、夜の散歩が『I LIKE IT』です。散歩をしながら好きな音楽を聴いたり、友達や両親と電話したり。そうすると、めちゃ気分も良くなります」
ドヒョク「僕はランニングマシーンで走りながらYouTubeを見る時間が『I LIKE IT』です。ゲーム動画や、NAZEのコンテンツを見ています」
キムゴン「僕はバドミントンなんですけど……。学生時代、バドミントンをするのが好きで、最近、その道具を実家から持ってきたんです。だから、ユウヤくんと、早起きして練習前にバドミントンをしようって約束しているんですけど、二人とも起きられなくて(笑)。まだやれていないので、これからの『I LIKE IT』です」
ユウヤ「毎日約束しているのにもう2週間経ってしまったので、そろそろ頑張りたいと思います(笑)」
──NAZE結成から今までの期間で、自分が成長したと感じるポイントは? また、日本のみなさんにこれからどのような姿を見せていきたいと思っていますか。
ドヒョク「デビュー前よりも、ダンスの力がついたと思います。今もまだまだだと思いますが、もっともっと練習して、パワフルなダンスをみなさんにお見せできたらと思っています」
キムゴン「僕もダンスです。デビュー前はダンスに自信がなくて、練習中も目線が下を向きがちでした。表情管理も苦手だったんですけど、今はステージの上にいることが楽しくて、表情を意識しなくても、自然と笑顔になります。自信もついて、たくさんの人の前で踊りたいと思うようになりました。これからもがんばります!」
ユウヤ「デビューする前は引っ込み思案な性格で、どんなことに対しても慎重で『大丈夫かな、自信ないな』ということが多かったんです。でも、今は怖いけれど挑戦するぞと思えることが増えてきたので、精神力が強くなって自信がついたな、成長したなと感じます。僕らもこれから、夢の大きな舞台に立てるように頑張りますので、NAZEを応援してくれたら嬉しいです。みなさんの期待に応えられるグループになります」
ターン「最初の頃より、歌い方が成長したと思います。悩みもたくさんあったのですが、今は、ファンのみなさんに僕が歌う姿を見てもらいたいし、この低い声の魅力をお伝えしたいから頑張っています。ぜひ注目してください」
アト「以前は、感情よりスキルを意識しながら歌っていたんですが、『I LIKE IT』と『HARMONY』では、歌にもっと感情を込めることができるようになりました。日本のファンのみなさんにも、僕の歌う姿をお見せしたいです!」
ユンギ「最初は初めてのことだらけで、怖かったり自信がなかったんですけど、とにかく『一旦やってみよう』と思いながら、ここまで来ることができました。だからこれまでの思い出とこの言葉を大切にして、これからもがんばれば、夢が叶うと思っています。今からがスタートです。Let’s get itです!」
カイセイ「僕が韓国に来たばかりのときは、何もひとりではできなかったし、誰かに手伝ってもらわなきゃ何もしたくないと思うくらい、子どもでした。でも、今はできることは自分でやろうと思っているので、少しは大人になれたんじゃないかなと思います。それから食べ物の好みが大人っぽくなってきました(笑)。これからは、ドラマ『DREAM STAGE』で描いたような、国立競技場をいっぱいにできるような活躍を、日本のみなさんにお見せしたいと思います」
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Photos: Ayako Masunaga Interview & Text: Miho Matsuda Edit: Yukiko Shinto
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