ジョン・ガリアーノ(John Galliano)とザラ(ZARA)が、新たなクリエイティブ・パートナーシップを始動。その第一章となるコレクション「Re{form}(リフォーム) Vol. 1 09/2026」が、2026年10月1日(木)よりザラ公式オンラインストアにて発売される。
「Re{form}」は、ザラのアーカイブをもとに、ジョン・ガリアーノが新たな解釈を加えたコレクション。既存のウェアやアクセサリーをベースに、オートクチュールに根差した技法で大胆に解体・再構築し、ジェンダーレスなワードローブへと生まれ変わらせた。
インスピレーション源となったのは、フランス革命後の時代に、奇抜で大胆な装いで注目を集めた「レ・アンカルイヤーブル(Les Incroyables)」と「レ・メルヴェイユーズ(Les Merveilleuses)」と呼ばれる人々。彼らの自由で反骨精神あふれるスタイルを現代的に解釈し、クラシックな紳士服やドレス、ガーデニングウェアなどの要素に、妖艶でドラマティックなムードを掛け合わせている。

コレクションでは、「Re{form}」のためにガリアーノが考案した独自の技法を随所に採用。「The Flix」では、複数の衣服を重ねることで、ひとつのコートのようなシルエットを作り出している。ザラのアーカイブコートを透明感のあるネットドレスへと作り替え、フェイクファーの襟やカフス、裾を組み合わせることで、重ねるアイテムによって異なる表情を楽しめるデザインに仕上げた。
「The Shi/ft」では、ひとつの衣服を本来とは異なるアイテムとして再解釈。ザラのアーカイブシャツを元のサイズの約3倍に拡大し、フォイルプリントを施すことで、レザーコートを思わせる一着に。そのほか、レースのシフトドレスをフリルのジャボカラーとして取り入れたり、ジャンパーを前後逆にしてストールのように着用したりと、既存のアイテムに新たな着こなしを提案している。

ジャケットのポケット位置を大胆に動かした「Deep Pockets」や、アウターウェアに切り込みを入れてフロックコートのようなシルエットに仕立てた「In-Cut-Yable」、複数のアイテムを組み合わせてラップスカートを作り上げた「Wrapture」など、服の構造を再解釈するさまざまな手法も取り入れている。また、ガリアーノを象徴するバイアスカットを用いた、流れるようなシルエットのドレスも登場する。
アクセサリーにも再構築のアイデアを反映。ゴミ袋を思わせるサックバッグをグラマラスなハンドバッグへと昇華したリバーシブルバッグ「Tri-Chic」は、フランス語で「分別」を意味する「tri sélectif」に着想。ストラップとメタルチェーンを備え、ハンドバッグ、ショルダーバッグ、バックパックの3通りで楽しむことができる。
コレクションのカラーパレットは、ブラックやネイビー、ダークグリーン、ブラウン、バーガンディ、ベージュ、ホワイトといった紳士服のヘリテージを思わせるクラシックな色彩がベース。そこにレッドやオリーブグリーン、カーキ、ミント、ペールブルーを加え、オーキッドピンク、パープル、ターコイズ、アシッドグリーンなどの鮮やかなカラーをアクセントとして取り入れている。

ガリアーノとハットデザイナーのスティーヴン・ジョーンズが共同で手がけたヘッドウェアも見逃せない。ザラのアーカイブをベースに、キャップにはくちばしのようなバイザーとレースをあしらい、ボンネット風にアレンジ。フィッシャーマンハットやストローハットは形を崩し、ナポレオン時代の二角帽を思わせるシルエットに仕上げている。
ザラのアーカイブとジョン・ガリアーノのクリエイションが交差し、見慣れたワードローブに新たな表情をもたらす「Re{form}」。ガリアーノならではの発想と技法が詰まったコレクションに注目したい。
Re{form} Vol. 1 09/2026
発売日/2026年10月1日(木)
販売場所/ザラ公式オンラインストア




