英国カルチャーを彩ってきたアイコンたちのポートレートを紹介する写真展『Icons and Image Makers ナショナル ポートレート ギャラリー展』が、10月2日(金)より、東京・銀座にあるシャネル・ネクサス・ホールにて開催される。

シャネル(CHANEL)が、世界各地の主要な文化機関とパートナーシップを結び、創造的・文化的思考のイノベーション支援を目的に設立したプログラム「CHANEL Culture Fund(シャネル文化基金)」。同プログラムでは、1856年創設のナショナル ポートレート ギャラリーとの協業により、現代アーティスト8組の写真展『Artists First: Contemporary Perspectives on Portraiture』を、2025年に開催するなど、これまで密接な関係を築いてきた。

今回開催される『Icons and Image Makers ナショナル ポートレート ギャラリー展』では、ナショナル ポートレート ギャラリーが所蔵する世界屈指のコレクションから、英国の映画、音楽、ファッション界を象徴するアイコンたちにフォーカス。国際的な評価を確立する著名な写真家たちの作品を通して、個々の多彩なキャラクターと時代のムードまでも映し出すポートレート写真の魅力に迫る。

被写体として写真に収まるのは、ケイト・モス、ハリー・スタイルズ、オアシスのリアム・ギャラガー、スパイス・ガールズ、ジミ・ヘンドリックス、オリヴィア・ディーン、ジュード・ロウ、ダニエル・ラドクリフ、ルース・ネッガらに加え、ロンドンの伝説的クラブ「Taboo」の創設者であり、デザイナー/アーティスト/パフォーマーなどの顔を持つリー・ボウリーとパートナーのトロージャンなど、銀幕のスターからナイトシーンのカルトアイコンまで、1950年代から現代に至るまでのスタイルアイコンを網羅する。


画一的なポートレートではなく、写真家と被写体によるクリエイティブな対話から、その人物のパブリックイメージにはない本質を浮かび上がらせた写真であったり、時代のムーブメントを象徴する一枚として後世に語り継がれるものまで、豊富なラインナップが揃う。例えば、ブロンドヘアとグラマラスなスタイルが主流だった時代に、新たなハリウッドスターのイメージを更新したセシル・ビートンとオードリー・ヘプバーンのコンビ、デヴィッド・ボウイが作り出す世界観をビジュアル面で補強したテリー・オニール、さらに、1960年代に勃興したロンドン発のストリートカルチャー「スウィンギング・ロンドン」のクールネスを表現したルイス・モーリーによるシャーロット・ランプリングを捉えたポートレートなどは、時代を映し出したポートレートの好例と言えるだろう。
なお、会期終了は11月29日(日)。被写体が有する圧倒的なパワーと写真家の創造性が結実した貴重な写真群を、ぜひこの機会にお見逃しなく。


Icons and Image Makers ナショナル ポートレート ギャラリー展
会期/2026年10月2日(金)〜11月29日(日)
開館時間/11:00〜19:00(最終入場18:30) 入場無料・予約不要
※11/6〜11/8は10:00〜19:00(最終入場18:30) イベント開催時は開館時間が変更になる場合があります
会場/シャネル・ネクサス・ホール
住所/中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング 4F
URL/https://nexushall.chanel.com/program/2026/npg/
Text: Tetsuya Sato
