注目作家リカルド・ルエバノス アジア初の個展が開催中 @DIESEL ART GALLERY | Numero TOKYO
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注目作家リカルド・ルエバノス アジア初の個展が開催中 @DIESEL ART GALLERY

デジタルドローイングやペインティング、彫刻など、多彩な表現で注目を集めるメキシコのアーティスト、リカルド・ルエバノスによるアジア初個展「THE SKY PROMISED NOTHING」が開催。東京・渋谷のDIESEL ART GALLERYにて、2026年9月23日(水)まで。

 

現代アーティストのリカルド・ルエバノス(Ricardo Luevanos)は、メキシコ・グアダラハラを拠点に活動。これまでに、ジバンシィ(Givenchy)やメルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)、ニューエラ(New Era)、ナイキ(Nike)をはじめとする国際的なブランドとのコラボレーションを多数手がけてきたほか、メキシコやアメリカの美術館で作品を発表。現代アートとカルチャーシーンの両領域で国際的な注目を集め、ラテンアメリカ、ヨーロッパ、アジアへと活動の場を広げている。

そんなルエバノスの表現手法は、デジタルドローイングやミクストメディア、ペインティング、彫刻などさまざまで、鳥や人物、言葉をモチーフに、人間の感情や行動の背後にある心理を描き出している。「美しさと痛み」という相反する感情を軸に、青春期や若年期の記憶から生まれるノスタルジアや希望、喪失、切望といった普遍的なテーマを探求してきた。

展示風景より。
展示風景より。

そんなルエバノスによるアジア初の個展「THE SKY PROMISED NOTHING」では、「空に触れる」ことへの衝動を出発点に、限界を超えようとする人間の姿をテーマとした新作を発表。“到達”ではなく“切望”から生まれる衝動を通して、可能性への意志を提示する。

会場には、人物を描いた作品や鳥の彫刻作品、フラッグ作品のほか、言葉をモチーフとしたキャンバス作品や壁画などを展示。また、部屋の中央には、壊れて登ることのできないはしごのインスタレーションが設置されている。はしごには、椅子や宙に浮かぶ平台、台座などのオブジェクトがともに置かれ、それぞれがはしごを再構築する新たな一段に。はしごの周囲に留まる鳥のなかには落下した一羽も見られるが、それは「失敗の象徴」ではなく、能力を持つ存在にも限界があること、さらには到達し得ないものを示唆しているともいえる。

展示風景より。
展示風景より。

鳥の姿を通して、人間が抱く願いや可能性を映し出すリカルド・ルエバノス。アジア初となる本展を、ぜひ会場でご覧あれ。

 

※掲載情報は8月5日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

リカルド・ルエバノス「THE SKY PROMISED NOTHING」
会期/2026年7月25日(土)〜9月23日(水)
会場/DIESEL ART GALLERY
住所/東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti DIESEL SHIBUYA B1F
料金/無料
時間/11:30〜20:00
休館/不定休
TEL/03-6427-5955
URL/diesel.co.jp/ja/art-gallery/ricardo_luevanos/

Text:Manami Abe

 

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