色との出会いは、感性が生み出す鮮やかな芸術。ヴィヴィッドなカラーリングは、纏うだけでポジティブなエネルギーを引き出す。まるでアートの中に迷い込んだかのような軽やかで自由な世界へ、あなたを誘う。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2026年6月号掲載)

視線を引き寄せる鮮やかなイエローは、今季のムードを踏襲するキーカラー。チャレンジングな色使いも、シルクの艶を纏えば自然と上品な印象へ。ドレスのサイドから広がるリボンは動きに呼応して流れるような軌跡を描き、あえて腰に巻いたブルーのストールがスタイリングにリズムを添える。

まるで惑星のようなカラフルな球体をあしらったピアスとネックレス。アクセサリーでカラーを取り入れることで、コーディネートを遊び心のある表情へと導く。そこに合わせた透け感のあるジャケットとトップが、浮遊感のある幻想的な世界観をさらに際立たせる。

ナイロン素材で仕立てられた、ドラマティックなイブニングドレス。チュールやレースといったフェミニンな要素に寄りかかることなく、あえてデザインと相反するテックな素材を用いることで、女性らしさに鋭い輪郭が与えられる。潔い赤を武器に、時代を超えたエレガンスを奏でて。

鮮やかなレッドのトップが生み出すシャープなフォルムに、軽やかに揺れるホワイトのスカートが柔らかな余韻を残す。トップの内側にはつけ襟を忍ばせ、スカートにあしらわれたカフで足首を引き締めて。ディテールまでも、計算された構築美が宿る。

カラーブロッキングで魅せる、プレイフルな着こなし。パステル×ヴィヴィッドカラーという意外な組み合わせが互いを引き立て合い、フレッシュな表情を見せる。自在に広がるテクニカルなタフタ素材のスカートを合わせ、動きのあるスタイルを。

カラーで着飾るなら、メイクにも忘れず彩りを。ブルーのアイテムには、柔らかなピンクのリップがよく似合う。リボンとフロントのギャザーがアイコニックなジャケットで、ドリーミーなムードを完成させて。

60年代のスピリットを宿すような、赤いジャケットが主役の装い。黒やイエローのはっきりとした色を合わせて、レトロな気配を香らせて。アシンメトリーなスカートのラインが、どこかモダンな雰囲気を放つ。

羽根が幾重にも重なるライトピンクのフェザーの刺繍をあしらったスカートに、マゼンタのロンググローブ。まるでおとぎ話から抜け出してきたような甘さを纏いながら、クロップト丈のボンバージャケットとベルベットに包まれたトングサンダルが無邪気な反骨心を添えて。

ポロカラーのカジュアルなディテールに繋がるペプラムシルエットが、女性らしい魅力を引き出すトップ。裾からはミントグリーンのスカートがさりげなく覗き、グラフィカルなカラーコントラストを演出する。パレットから自由に色を選ぶように、レイヤードを楽しみたい。

ピクセルアートから着想を得た、ピンク×グリーンの大胆な配色のルック。袖口を折ることで見えるオレンジやスカートのスリットから覗くブルーなど、裏地にもサプライズのようにカラーが配されている。纏うたび、気分までポジティブにしてくれる。

日常に色を取り入れるなら、小物で差し色をちりばめるのが鍵。全体はブルートーンで統一し、ベルトとシューズに旬のイエローカラーを忍ばせて。色のバランスを味方にすれば、シンプルなコーディネートもたちまちモードな空気を纏う。

ふわりと浮き上がるような、立体的なフォルムのトップ。そこに袖のようなディテールをあしらったスカートを合わせることで、衣服そのものが動き出したような躍動感を演出する。カラーもシルエットも意のままに操り、スタイルを自ら定義して。
Photos:Pak Bae Fashion Director:Yoshiko Kishimoto Hair:Yuta Kitamura Makeup:Sada Ito Edit&Text:Makoto Matsuoka Cooperation:Props Now
