
2025年に高松宮殿下記念世界文化賞を受賞した世界的振付家アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルと、気鋭の振付家ラドワン・ムリジガが、ヴィヴァルディ《四季》を起点に創り出す新作が彩の国さいたま芸術劇場で上演される。
アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルは、ベルギーを拠点にするコンテンポラリーダンス・カンパニー「ローザス」の振付家。音楽構造と身体の関係を緻密に組み立てる作風で知られている。
ラドワン・ムリジガは、モロッコ出身の振付家・ダンサーで、ローザスの拠点であるブリュッセルのダンスシーンとも関わりが深く、自身のカンパニー〈A7LA5/アトラファイブ〉を率いている。
今回、テーマとなるのは作曲家アントニオ・ヴィヴァルディの《四季》。あまりにも有名なこの作品を4名のダンサーが表現していく。4人のダンサーによる跳躍、旋回、回転は、天体の軌道や生命の循環と呼応するように展開する。

また、作中の終盤に流れる詩「We, the salvage」は、マルチメディアアーティスト、作家、映像作家のアスマー・ジャマが本作のために書き下ろしたもの。気候変動の脅威的な側面を描いている。
この地球に、まだ四季はあるのか――アマンディーヌ・ベイエと彼女が率いるアンサンブル〈リ・インコーニティ〉が奏でる名盤《四季》とともに、いま私たちが直面する気候変動により、四季が失われつつある現実を詩的に問いかける。

コンサートなどの際、素晴らしい音やテーマに包まれているのに、ふと、どこを見ていいのか、視線が迷子になって戸惑う瞬間はないだろうか。今回は録音音源での公演になるが、この作品を見ていると、確かにそこに「音楽がある」と感じられる。ぜひ、この感覚を実際に味わってみてほしい。
ダンス ローザス、アトラファイブ『和声と創意の試み』
振付/アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル、ラドワン・ムリジガ
共同創作・出演/ボシュチャン・アントニッチ、ナシーム・バダグ、ラヴ・クルンチェヴィッチ、ホセ・パウロ・ドス・サントス
音楽/アントニオ・ヴィヴァルディ《四季》
録音/アマンディーヌ・ベイエ、リ・インコーニティ Alpha Classics / Outhere Music(2015)
音楽分析/アマンディーヌ・ベイエ
詩/アスマー・ジャマ「We, the salvage」、アントニオ・ヴィヴァルディ「Le quattro stagioni」
公演日程/2026年6月19日(金)~21日(日)
会場/彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
チケット料金(全席指定・税込)/一般S席8,000円 A席5,000円 U-25*S席5,000円 A席2,500円
SAFメンバーズ:S席7,500円 A席4,500円
*公演時25歳以下対象。入場時要身分証。
チケット取扱い・お問い合わせ/SAFオンラインチケットhttps://www.saf.or.jp/t/
SAFチケットセンター0570-064-939(劇場休館日を除く10:00~18:00)
彩の国さいたま芸術劇場・埼玉会館窓口(休館日を除く10:00~18:00)
プレイガイドイープラス チケットぴあ
URL/https://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/106744/
主催/公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団(彩の国さいたま芸術劇場)、東京新聞
企画制作/公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団(彩の国さいたま芸術劇場)
共同招聘/愛知県芸術劇場、ロームシアター京都
後援/駐日ベルギー王国大使館
<愛知公演>
公演日程/6月24日(水)18:30
会場/アマノ芸術創造センター名古屋
問合せ/052-211-7552(10:00~18:00)
<京都公演>
公演日程/6月27日(土)19:00、28日(日)14:00
会場/ロームシアター京都 サウスホール
問合せ/ロームシアター京都チケットカウンター 075-746-3201(10:00~17:00)
