日々のスタイルの参考になるのは、リアルなストリートスナップ。Numéro TOKYO統括編集長の田中杏子が、オフランウェイで見つけた着こなしから、今すぐ取り入れたくなる着こなしのヒントをわかりやすく解説する。トレンドアイテムからスタイリングのコツまで、見逃せないポイントが満載!vol.8は「スカーフ」。
細長スカーフをひと巻き。スタイリングの仕上げに効く一本

首元に巻いた細長いスカーフが印象的なスタイリング。装い自体はシンプルながら、スカーフを加えることで全体に動きとニュアンスが生まれている。異なる色を取り入れながらも、トーンを合わせることで自然になじませているのがポイント。
【Ako’s Point】
「細長いスカーフは1本持っていると、使い方の幅が広がるアイテムです。首に巻くだけでなく、手首やバッグに巻いたりと、さまざまなアレンジが楽しめます。
このスタイリングでも、スカーフがあることで全体の印象がぐっと引き締まっています。もともとのコーディネートも成立していますが、最後にこれをひと巻きすることで、完成度が一段上がります。
細い分、アクセントとして取り入れやすく、少し大胆な配色でもバランスが取りやすいのが魅力です。“最後に何か足したい”というときに、この細長スカーフはとても有効。スタイリングの仕上げとして取り入れるのがおすすめです」
一点投入で、シンプルなスタイルを格上げ

Tシャツとデニムというシンプルなスタイリングに、赤いスカーフをアクセントとして取り入れた着こなし。三角に折って首元に巻くベーシックなアレンジながら、鮮やかな色が全体の印象を引き上げている。
【Ako’s Point】
「Tシャツとデニムのようなオーソドックスな組み合わせも、スカーフをひとつ加えるだけで印象が変わります。ここでは赤を選び、主役としてしっかり効かせているのがポイントですね。
巻き方は三角に折って首元に沿わせるベーシックなスタイル。シンプルですが、もたつかずきれいに収めるにはコツがいるので、自然に巻きこなしているのがさすがです。
さらに、バッグやシューズも赤でそろえることで、スカーフだけが浮かず、全体にまとまりが生まれています。
スカーフはさまざまなブランドから展開されていて、これから注目度が高まりそうなアイテム。こうしてスタイリングの軸として取り入れるのもおすすめで、ひとつ持っておくと着こなしの幅が広がります」
一点投入で、シンプルなスタイルを格上げ

白シャツにスカートを合わせた端正なスタイリングに、首元にスカーフを取り入れた着こなし。シャツの中に収めるように巻くことで、主張しすぎず、全体になじませているのが印象的。
【Ako’s Point】
「先ほどのようにスカーフを主役にするのとは対照的に、ここではシャツスタイルに自然になじませています。あるのとないのとでは印象が大きく変わり、控えめながら全体にきちんとした空気感を加えています。
スカーフは巻き方や素材によって見え方が大きく変わるので、少しずつ試しながら自分に合うバランスを見つけていくのが大切です。こうしてシャツに合わせて取り入れると無理なくなじむので、まずはこのくらいのさりげない使い方から試してみるのもいいと思います」
【連載】田中杏子が読み解くおしゃれスナップ
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Photos: Aflo Edit & Text: Yukiko Shinto
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