旬なオールホワイトの着こなし、失敗しないコツは?【おしゃれスナップに学ぶバランス術】 | Numero TOKYO
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旬なオールホワイトの着こなし、失敗しないコツは?【おしゃれスナップに学ぶバランス術】

連載「田中杏子が読み解くおしゃれスナップ」

日々のスタイルの参考になるのは、リアルなストリートスナップ。Numéro TOKYO統括編集長の田中杏子が、オフランウェイで見つけた着こなしから、今すぐ取り入れたくなる着こなしのヒントをわかりやすく解説する。トレンドアイテムからスタイリングのコツまで、見逃せないポイントが満載!vol.7は「オールホワイト」。

全身ホワイトは引き締めて着る。クリームトーンの大人バランス

クリーム色のワントーンでまとめたセットアップスタイル。やわらかな色味で統一しながらも、ブラックのシューズやバッグ、サングラスで全体を引き締め、ぼやけない印象に仕上げている。ゴールドのイヤリングがさりげないアクセントに。

【Ako’s Point】

「全身が明るい分、小物でしっかり締めているのがお上手です。ブラックのシューズやバッグ、サングラスで輪郭をつくることで、スタイリングがぼやけず、きちんと感が出ています。

さらに、アクセサリーはゴールドで統一しているのも効いていますね。ボタンの色や髪のトーンともなじんでいて、全体に自然なまとまりが生まれています。

明るいトーンを主役にしながら、引き締めるところはしっかり押さえる。このバランス感覚が、大人のホワイトスタイルに仕上げる鍵です」

白のドレスは力を抜いて着こなして

ドレープの効いたホワイトドレスに、ブラックのバッグとシューズを合わせたスタイリング。構築的なシルエットとウエストのカットアウトで一癖加えた、エレガントな中にも軽やかさを感じさせる装い。ゴールドのイヤリングで華やぎをプラス。

【Ako’s Point】

「白のドレスというとフォーマルに寄りがちですが、ここでは少し力を抜いて着ているのが印象的ですね。ウエストのカットアウトやドレープのデザインが効いていて、エレガントになりすぎず、軽やかに見えます。

小物はあえてシンプルにブラックでまとめているのもポイント。バッグや足元で全体を引き締めながら、ドレスの存在感を際立たせています。さらに、ゴールドのイヤリングとシューズのディテールでさりげなくリンクさせているのも見逃せません」

セットアップで着こなし自在

クリームカラーのショートスリーブジャケットとパンツのセットアップ。ミニマルなデザインながら、上下でそろえることで存在感のあるスタイリングに。ブラックの小物で全体を引き締め、洗練された印象に仕上げている。

【Ako’s Point】

「こういうニュアンスカラーのセットアップは、上下でそろえて着ることで一気に完成度が上がりますね。シンプルなアイテム同士でも、統一感があるだけで強いスタイリングに見えます。

もちろん別々で着回すこともできますが、まずはセットで着ることで、この色の魅力がいちばん引き立ちます。さらに、セットアップは着回しが利くという実用性もありつつ、合わせて着たときにも最高に可愛いので、上下で揃えておくのもおすすめです」

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Photos: Aflo Edit & Text: Yukiko Shinto

Profile

田中杏子Ako Tanaka 統括編集長。ミラノに渡りファッションを学んだ後、雑誌や広告に携わる。帰国後はフリーのスタイリストとして『ELLE japon』『流行通信』などで編集、スタイリングに従事し『VOGUE JAPAN』の編集スタッフとして 創刊から参加。シニア・ファッション・エディターを務める。2005年 Numéro TOKYO編集長に就任し2007年2月創刊、2025年3月まで務める。現在は統括編集長として本誌のヴィジュアル全般、デジタルやSNS、ECなどNuméro事業全体を担う。2021年、新プロジェクトrabbitonを立ち上げる。著書 『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ刊)。
Twitter: @akotanaka Instagram: @akoakotanaka
 

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