ジャン・レノの自伝的ソロ・パフォーマンス『らくだ』 | Numero TOKYO
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ジャン・レノの自伝的ソロ・パフォーマンス『らくだ』

日本でもファンの多い俳優、ジャン・レノ。『レオン』『ニキータ』『グラン・ブルー』など、その印象的な演技が心に残っている人も多いだろう。

ジャン・レノが彼の人生に深い影響を刻んだ出会いや出来事を、出演映画の記憶と重ね合わせながら、その半生を音楽と物語で鮮やかに描き出すソロ・パフォーマンス『らくだ』が、5月に上演される。

モロッコ・カサブランカでスペイン人の両親のもとに生まれ、フランスで育ったジャン・レノのスタートは、舞台俳優だという。その後、多くのファンが知るリュック・ベッソンとの協働により国際的な知名度を確立。フランス映画とハリウッド映画の双方で活躍している。

そんな彼が、俳優としての原点へ立ち返るため、あえて母国を離れ、言語も文化も異なる日本という地で、親密かつミニマムな舞台に立つという。親日家としても知られるジャン・レノが日本で見つける自身の足取りとはどのようなものなのだろうか。

Photo by Guo Wei
Photo by Guo Wei

演出は、2024年に名作『レ・ミゼラブル』をシャトレ座で演出し、2025年のモリエール賞(ミュージカル部門)を受賞するなど、フランス演劇界を牽引しているラディスラス・ショラー。東京芸術劇場では、日常に根ざした人間の心の機微を鋭く描き出すフランスの小説家・劇作家フロリアン・ゼレールが手掛けた家族をテーマにした三部作『Le Père父』(2019年)、『Le Fils息子』(2021年/2024年)、『La Mère母』(2024年)を演出している。また、昨年は橋爪功主演のフロリアン・ゼレール作『飛び立つ前に』の日本初演も成功を収めた。

本作ではジャン・レノが演技のみならず歌声も披露。そのジャン・レノと舞台に立つのは、パリを拠点に活動している音楽家パブロ・ランティ。現代的で柔軟な音楽表現として高く評価されるパブロのピアノ演奏が、ジャン・レノの歌や語りを支える。

映画で親しんだジャン・レノの舞台を、ぜひこの機会に目にしてみたい。

舞台:『らくだ』フランス語上演・日本語字幕付
作/ジャン・レノ
演出/ラディスラス・ショラー
出演/ジャン・レノ
ピアノ/パブロ・ランティ
特別協賛/株式会社獺祭
協賛/金子コード株式会社
協力/ヤマハ(株)電子楽器事業部
後援/在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
企画制作/TS3 / RIVAJ GROUP・SMTSCD Production・東京芸術劇場
URL/https://www.jeanreno-rakuda.jp/

<東京公演>
公演日程/2026年5月10日(日)~5月24日(日)
会場/東京芸術劇場シアターウエスト
料金(全席指定・税込)/一般12,500円 U25 3,000円
チケット発売日/2026年3月5日(木)12:00~
チケット取扱い/
東京芸術劇場ボックスオフィスhttps://www.geigeki.jp/t/
0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00)
チケットぴあイープラスローソンチケット

問合せ/東京芸術劇場ボックスオフィスhttps://www.geigeki.jp
TEL/0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00)
主催/東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)

<全国公演>
富山、兵庫、静岡、宮城、石川、高知、福岡、山口、京都、愛知、岡山

Text:Reiko Nakamura

 

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