落合陽一やアンリアレイジも。アートで見る宇宙や量子の世界「ミッション∞インフィニティ」展 | Numero TOKYO
Art / News

落合陽一やアンリアレイジも。アートで見る宇宙や量子の世界「ミッション∞インフィニティ」展

アンリアレイジ『PLANET』(2022年)
アンリアレイジ『PLANET』(2022年)

宇宙や量子といったサイエンスとアートを掛け合わせることで、世界の成り立ちや見えない領域について考える展覧会が開催される。東京・清澄白河の東京都現代美術館にて、2026年1月31日(土)〜5月6日(水・振休)まで。

宇宙への旅が現実のものとなり、世界の成り立ちをひも解く手がかりとして量子研究が加速するいま、アートの分野でも宇宙や量子への関心が高まりを見せている。そうした流れを受けて開催される本展「ミッション∞インフィニティ|宇宙+量子+芸術」は、宇宙や量子といったサイエンス領域とアートのコラボレーションを通して、不可視の世界に目を向ける試みだ。

片岡純也+岩竹理恵「KEK 曲解模型群」より『すり抜ける紙飛行機』(2017/2025年)
片岡純也+岩竹理恵「KEK 曲解模型群」より『すり抜ける紙飛行機』(2017/2025年)

本展には、JAXA宇宙科学研究所をはじめとする研究機関や組織に加え、多彩なアーティストが参加。落合陽一アンリアレイジ、久保田晃弘のほか、片岡純也+岩竹理恵、藤本由紀夫+永原康史など、アート、テクノロジー、デザインといった分野を横断する顔ぶれが揃う。

古澤 龍『Mid Tide #3』(2024年)
古澤 龍『Mid Tide #3』(2024年)

大きな見どころは、科学者らによる宇宙研究と、その知見に着想を得てアーティストらが可視化・可聴化した映像や音響、立体作品の共演だ。国産の量子コンピュータを用いた初のアート作品が発表されるほか、メタバースやXRを用いた展示に加え、リアルインスタレーションも見逃せない。また、展示の導入パートでは、1970年の大阪万博前後の時代から2025年の大阪・関西万博へと続く、コンピュータから量子コンピュータへと至る表現の変遷にも目を向ける。

なお本展は、量子科学誕生100周年を記念し、ユネスコが制定した国際量子科学技術年(2025年)にあわせて企画されたもの。
ぜひ、足を運んでみてはいかが。

 

※掲載情報は2月6日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

ミッション∞インフィニティ|宇宙+量子+芸術
会期/2026年1月31日(土)-5月6日(水・振休)
会場/東京都現代美術館 企画展示室B2F、ホワイエほか
住所/東京都江東区三好 4-1-1
料金/一般 1800円、大学生・専門学校生 65歳以上 1260円、中高生 720円、小学生以下 無料
時間/10:00〜18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休館/月曜日(但し、2月23日、5月4日は開館)、2月24日(火)
URL/www.mot-art-museum.jp/exhibitions/mission-infinity/

Text:Manami Abe

 

Magazine

MARCH 2026 N°194

2026.1.28 発売

New Creatives

新時代のクリエイション

オンライン書店で購入する